バウアーは昨季終盤戦にも注目「一番凄かったのは、ほとんど四球を出さなかったこと」

 大リーグのサイ・ヤング賞が11日(日本時間12日)に発表され、カブス・ダルビッシュ有投手とツインズ・前田健太投手は共に日本人最高位の2位に付けたものの、日本人初受賞はならなかった。ア・リーグはインディアンスのシェーン・ビーバー投手、ナ・リーグはレッズのトレバー・バウアー投手がそれぞれ初受賞した。

 今季8勝を挙げて日本人初の最多勝を獲得したダルビッシュは、全米野球記者協会(BBWAA)の投票で1位3票、2位24票、3位2票で123ポイントを集めた。バウアーが1位27票、2位3票で201ポイントを獲得したため、日本人初受賞にはあと一歩届かなかった。それでも、バウアーはダルビッシュを称賛した。受賞後のオンライン会見ではダルビッシュへの思いを語った。大リーグ公式サイトのカブス番ジョーダン・バスティアン記者が自身のツイッターで伝えた。

「彼は僕が(投球に関する)多くの面で手本にしてきた投手の一人。だから彼の能力を僕はよく知っている。一番凄かったのは昨年の終盤、彼がほとんど四球を出さなかったことかな。詳しくは分かってないけど、彼は6週間くらいは誰も歩かせてなかったんじゃないかな。クレイジーなことだった。あんなに多くの球種を投げて、四球も出さないんだから、本当に、本当に素晴らしかった」

「彼の持っているものは本当に素晴らしいから、もっと良い投手になれる。ユウのことはここしばらくの間で知っているし、物凄く彼のことを尊敬している。彼が掴んだ成功をとても嬉しく思うよ。間違いなくCY賞ファイナリストに相応しいし、恐らく僕やジェイコブ(デグロム)と同様に受賞するに値した。彼の活躍を嬉しく思う」

 バウアーは以前からダルビッシュのファンと公言している。ダルビッシュが今季見せた躍動はバウアー自身のカンフル剤となったのかもしれない。(Full-Count編集部)