昨オフまで5年連続FA流出も歯止めへ

 西武の守護神、増田達至投手が4日、今季取得した国内FA権を行使した上で、4年契約を結び残留することを表明した。増田は「8年間育てていただいた球団、熱い声援を頂いたファンの皆様に恩返しをしたいと思いました」と語った。4年後の2024年には36歳となるだけに「生涯ライオンズでやっていきたい」と宣言した。

 プロ8年目の今季33セーブを挙げ、自身初の最多セーブのタイトルを獲得。通算422試合登板、25勝26敗136セーブ、防御率2.73。オンライン会見に臨んだ増田は、グラウンド上では見慣れない眼鏡をかけ、スーツ、水色のネクタイ姿。前日の3日の昼過ぎに、渡辺久信GMに「残留させていただきます」と伝えたという。「他球団の評価を聞いてみたいという気持ちもあったが、後悔のないようによく考え、こういう決断に至りました」と明かした。

 西武はこれまで、12球団断トツの通算19人がFAで国内他球団やメジャーへ流出。最近も15年オフに脇谷亮太内野手(現巨人スカウト)が巨人、16年オフに岸孝之投手が楽天、17年オフに野上亮磨投手が巨人、18年オフに浅村栄斗内野手が楽天、炭谷銀仁朗捕手が巨人、昨年オフには秋山翔吾外野手が米大リーグ・レッズへ移籍し、5年連続で流出。さらに17年オフに牧田和久投手(現楽天)、18年オフに菊池雄星投手がポスティングシステムを利用して海を渡り、毎年主力が姿を消していたが、今オフはどうやらそれに歯止めがかかりそうだ。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)