決定!第106回ダラクシー賞

文=桧山珠美

 まず言いたいのは、スーツを着ればキャスターなのか、ということ。スーツの着こなしは間違いなくナンバー1なのだが……。

 “あの東山紀之がキャスターに!”

 始まる前はいろいろなところで報じられていたように思うが、いざ番組が始まると、急激に鳴りを潜めたような。どうした女性週刊誌! どうしたテレビ誌! 彼らがダンマリを決め込んだのもむべなるかな。予想はしていたがそれ以上。一言で言うなら、「あちゃー」だ。

 10月スタートの「サンデーLIVE!!」。日曜の早朝、5時50分から8時までの生放送番組だ。ジャニーズ事務所のタレントがキャスターを務めるのは前例があり、日テレで夕方のニュースに出演している小山慶一郎などは、日テレのお偉い人に、「君は何年入社だ?」と聞かれたという逸話があるほど馴染んでいる。「ZERO」の櫻井翔しかり。が、東山がこのジャンルにくるとは!? たしかに、ドラマ「〇〇妻」でキャスターを演じていたが、あれですっかり調子づいちゃったか?  

 で、そのキャスター役、じゃなかったキャスターぶりだが、まだまだお見せできるレベルではありません、という代物。やっていることはキャスターというよりはただの前振りでカンペを読むだけなのに、それさえも自信のなさが声に出ていて、消え入りそうな小さな声でボソボソ。ある時は下を向いたままでたどたどしく棒読み。いまだかつて、こんなキャスターがいただろうか。