The Survivalists Release Date Trailer
最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回お届けするのは、2020年10月9日にパブリッシャーTeam17より、PC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ向けにリリースされた『The Survivalists』です。なおPC版は10月10日に発売されました。


『The Survivalists』とは

本作は嵐に巻き込まれて流れ着いた異世界列島を舞台に、野生のサル達を調教しながらサバイバルするサンドボックスゲームです。本作の特徴は自分の手足のようにサルに仕事を分担させて、プレイヤーの負担を減らす「ミミックシステム」です。サルは収集やクラフト、戦闘など、プレイヤーができることは一通り行えます。


異世界列島は資源が豊富。一定の周期で切り倒した木や狩った動物、倒した敵も復活する環境なので、資源の枯渇を心配する必要はありません。むしろ刈りつくす勢いでおサルさん達に仕事をしてもらいましょう。最大3人でのマルチプレイにも対応しており、予めシングルプレイで特殊な宝箱を獲得しておけば、他のプレイヤーの世界にアイテムを持ち込んだり、持ち帰ることも可能。また、最大5匹までお気に入りのおサルさんを連れていけます。


ドット絵で描かれる本作は、風に揺らめく草原やさざ波、太陽や松明の向きと共に動く影などが雰囲気を盛り上げます。

『The Survivalists』の実内容に迫る!

嵐に巻き込まれて孤島に流れ着いたプレイヤーですが、特に物語を説明するオープニングはなく、孤島に着いた経緯や世界観は、手帳の日記と、この世界に紛れ込んだであろう冒険者の日誌で語られます。いきなり世界へ放り出されますが、チュートリアルがあるので、何をしたらいいか迷う心配はありません。

最初はプレイヤーの見た目と名前を変更していきます。今回は「スパくん」をイメージして、ライトブルー系を選択!キャラクターの見た目は、いつでも変更できるので気軽に決めていきましょう。



ゲームの目的はこの世界から脱出すること。そのカギを握るのは、時々ランダムに出現する気球商店「ミステリアス・ショップ」です。敵や宝箱などから手に入る金貨と引き換えに、商品や宝の地図、そして元の世界へ戻るための「鍵」が売られています。

なお、先日公開されたデモ版では行動範囲が1つの孤島に限られるため、商人がフィールド上から居なくなることはありませんでしたが、製品版では定期的にどこかへ移動してしまいます。



初期装備はありませんが、壊れたイカダには初めから食料と材料が入っているため、まずはそれらを使って道具を作ります。素の状態で作れる物は限られますが、「クラフト」はいつでも行えるようになっており、「作業ベンチ」や「かまど」などを利用すると制作できる物も増えていきます。まず最初の目的は「寝床」の制作です。




なお、本作は「オートセーブ」非対応になっており、「寝床」でセーブを行うようになっているため、オートセーブと勘違いしてゲームを終了してしまうと全てが水の泡に……。


寝床が完成するころには日も落ちて夜に。暗くなると最初の敵コウモリがフィールド上に出現します。最初の道具「手斧」では単純な攻撃しかできませんが、装備する武器次第で攻撃方法や技が変化。プレイヤーにはレベルの概念がなく、武器や寝床の住居環境で攻撃力やスタミナが増えます。

行動範囲を広めるために少し先へ進むと檻に捕まったサルを発見。檻を壊して助け出すとサルをゲット!島には洞窟や危険なダンジョンもあり、サルと共に冒険していきましょう。



サルまねを活かしきれ

本作の特徴はサルがプレイヤーを手助けしてくれる「ミミックシステム」で、何故かはじめから大量に所持しているバナナをサルに与えると、プレイヤーの「ひとつの行動」をマネてくれます。サルには「収穫」「回収」「ビルド」「クラフト」「戦闘」の5スキルがあり、同じ行動を続けることでサルの能力が上昇。作業効率が上がり所持できるアイテムや攻撃耐性が身に付きます。

さきほど「調教」と書きましたが、実際は「調教」ではなくあくまで1つの行動を真似するだけなので、クラフト中に敵が襲ってきても自動的に参戦はしてくれません。そこをどう判断するかが、本作を楽しめるかの分かれ目になるでしょう。


ミミックシステムは「ストラテジーゲーム」と解釈してプレイするれば受け入れやすいかもしれません。サルのスキルにある通り、できる行動は5つ。やり方は、まずサルにバナナを与えて行動をマネさせるモードにします。「回収」させたいのであれば、プレイヤーが周辺に落ちている物を拾って収納箱または作業ベンチに置くと、同じ動作をサルがマネします。


「回収」であれば周辺の物を拾ってくるだけなのでサルに道具を装備する必要はありませんが、「収穫」「ビルド」「クラフト」「戦闘」を行わせる場合は道具が必要です。武器や道具は消耗品で、特に序盤の道具は耐久性があまりないので結構頻繁に壊れます。道具を失うとサルが行動しなくなるので、そこが煩わしく感じるかもしれません。

また「戦闘」モードにさせる場合も、敵のダメージを受けながらサルにバナナを与えて、プレイヤーの攻撃が敵にヒットするまでは「攻撃モード」になりません。もし周辺の木や草にヒットしてしまうと「収穫モード」になってしまうので、心の中で絶望します……。


不満を並べてしまいましたが、サルの数が増えてくれば分担作業をさせることで効率良くクラフトを行えるようになります。サルの見た目もいつでも変えられるので、分担ごとに色分けしてしまえば孤島の量産工場と化し、むしろプレイヤーがサルの部下の如く働かされます。いい意味で。

マルチプレイでモチベーションUP!

本作ではシングルプレイで育てたお気に入りのおサル5匹をいつでも他プレイヤーの世界へ連れいけます。事前にシングルプレイで手に入る「ミステリアス・チェスト」を入手しておけば、シングルプレイで集めたアイテムを持ち込んだり、相手の世界へのアイテムを持って帰れます。


筆者もサルを5匹仲間にしてからマルチプレイにトライしました。しかし、ホストが序盤であまりサルが居ない場合だと、入室したとたんにBANされることもしばしば……。どうやら、未開のダンジョンなどを先に攻略されてアイテムを持っていかれることを恐れての行動と勝手に推測。いくつかの部屋をBANされ……諦めそうになった矢先に、ベテランプレイヤーの部屋を見つけました。


そこはかなり効率化されており、ワープホールもあったりと別世界。マップを見ると孤島以外に大陸も存在している模様です。自分の世界に飽きてきたら、他プレイヤーはどう過ごしているのか見てみるとモチベーションがグッと上がることでしょう。それに序盤では入手できない素材もゲットできたりと一石二鳥でオススメです。




ここまで紹介してきた『The Survivalists』ですが、序盤はサルの行動を変更させる度にプレイヤーがやらせたい動作を行う必要があるので、面倒に思うかもしれません。しかしサルの数が増えてくると、どうしたら効率よく分担作業させられるかという考えに変わり、ストラテジーゲームの様な感覚になっていました。所持品も持てる数に限りがありますが、収納箱をサルに担がせれば少しは問題解決に繋がります。

操作面などでショートカットが無いなど行き届いていない部分は多いですが、工夫次第で解決できる場合もありました。デモ版では、1つの孤島をまるまるプレイできる様になっています。クラフトの制限はありますが、操作面やマルチプレイ、ゲームの雰囲気を知るには十分な内容となっているので、気になっている方は是非プレイしてみてください。



タイトル:The Survivalists
対応機種:PC(Steam)/PS4/Xbox One/ニンテンドースイッチ
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日: 2020年10月9日(PC版のみ10月10日)
記事執筆時の著者プレイ時間:4時間
価格:2,570円

「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。 性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。 なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。