気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Pixel Maniacs開発、PC/Mac/Linux/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/スイッチ向けに3月19日に正式リリースされたマルチプレイヤーパーティーレーシング『Can't Drive This』開発者へのミニインタビューをお届けします。本作は、1人のプレイヤーがトラックを運転しながら、もう1人のプレイヤーがリアルタイムにコースを作っていくマルチプレイヤーパーティーレーシング。トラックは最低速度を下回ると爆発してしまうため、協力してどれだけ走ることができるか挑戦します。最大4人によるローカルプレイはもちろん、2人でのオンラインプレイにも対応。日本語にも対応済みです。『Can't Drive This』は、2,050円で配信中(Steam)。――まずは自己紹介をお願いします。Pixel Maniacs私たちは、ドイツ・ニュルンベルクを拠点とする小さなインディーゲーム開発スタジオです。会社としては2004年に設立され、2011年からは何百本ものアプリとゲームをモバイル向けに開発してきました。しかし2015年、私たちは自分たちが本当にやりたかったこと…PCとコンソール向けのゲーム開発をスタートさせたのです。私たちはゲームコミュニティの声をじっくりと聞くことを大切にしています。Twitchでは私たちがゲームについてディスカッションしたり、実際に開発する様子を見ることができますよ。――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?Pixel Maniacs本作は、2016年4月に行われたLudum Dareというゲームジャムで生まれました。この最初のプロトタイプは、わずか72時間以内に作られたのです。そのすぐ後、わずか数日で本作はSteam Greenlightを通過することができました。するとすぐに、Kotaku Steamedが本作について書いてくれたのです。2016年9月26日、本作は早期アクセスとしてSteamでリリースされました。それ以来、私たちは全力で本作の改善を進めながら、プレイヤーたちから要望された要素を追加していったのです。また、私たちはFFF Bayernというバイエルン州のメディア向けファンドからも資金を得ることができ、おかげで当初のコンセプトを大幅に進化させることができただけでなく、ゲームのボリュームも大きくすることができました。しかし、元々ゲームジャム向けに書かれたプログラムだったこともあり、ゲームの規模が大きくなりすぎてしまった結果、信頼性を高めるため、本作を一から構築し直すこととなったのです。そのため、正式リリースまでの間、早期アクセス版のアップデートができなくなってしまいました。しかし、正式版は最高の状態でリリースすることができたと自信を持って言えます。――本作の特徴を教えてください。Pixel Maniacs本作のコンセプト自体が特徴的でしょう。1人が道を作りながらもう1人がクルマで走る、というゲームは他にほとんどないのではないでしょうか。――本作が影響を受けた作品はありますか?Pixel Maniacs本作ではクルマが止まり、一定時間すると爆発します。これはキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演の映画「スピード」からインスピレーションを受けたものです。――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?Pixel Maniacs新型コロナのせいですべての作業を自宅からするようになり、チームミーティングが多少やりにくくなりました。以前、夕方にはみんなで集まって話し合っていたものの、今ではそうすることもできません。また顔を合わせて話したり、アイデアを出し合ったりする日が待ち遠しいです。――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?Pixel Maniacsはい、もちろん大丈夫です。――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。Pixel Maniacs私は日本に行ったことがないのですが、日本という国は大好きです。ゲームが文化の一部になっているというのは素晴らしいことだと思います。ドイツでは残念ながらそういう状況ではないので、ドイツのゲーム開発者はちょっと日本のゲーム文化が羨ましいんです。(笑)こうしてゲームを通して皆さんと交流できるのは素晴らしいことですし、皆さんには本作を楽しんでいただけると嬉しいです!――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。