最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。今回は2021年3月25日に、Toukana InteractiveよりSteam版が配信された『Dorfromantik』について生の内容をお届けしたいと思います。『Dorfromantik』とは本作は与えられたタイルを設置しながら自由にフィールドを形成していくのんびりパズルゲームです。ゲームルールは単純で、配られたタイルを切らしたらゲームオーバーとなります。『Dorfromantik』の内容に迫る!ゲームを開始するとまず現れるのはシンプルなタイトル画面。中央に見えます6角タイルを隣り合わせるように設置して自由にフィールドを広げていきます。公式ストアページの紹介にて、『Dorfromantik』の特徴どこまでも続く、美しい風景を作る戦略性とパズル性を兼ね備えたユニークなゲームリラックスして落ち着けるゲーム性牧歌的な村の風景戦略的な配置でハイスコアを叩き出す高いリプレイバリュー - 毎回異なるセッション開放可能な多数のタイルとバイオーム手描きのボードゲーム感覚のオリジナルアートスタイル
『Dorfromantik』が提供しないもの4X ストラテジー交易資源管理戦闘と暴力マルチプレイヤ―と紹介されているように『Sid Meier's Civilization』シリーズのMAPをのんびり作っていくゲームだと考えるとイメージしやすいかと思います。お題をクリアし無限に地図をひろげようゲームを始めるとチュートリアルがスタート。英語ではありますが、操作はカメラ移動のWASDキー、タイルを回転させるRFキー、カーソル操作とクリックのみとシンプルなものとなっています。タイルは右下から順番に配られ好きな場所を選んで配置します。時折、クエストが要求されるタイルが配布され、そのクエストをクリアすると追加のタイルが配られます。画像では、残りタイルが94枚、クエストは小麦のタイルを風車のタイルと2枚つなげることができればクリアです。クエストをこなしながら追加のタイルを取得し、またクエストをクリアして......といった具合にゲームを進めていきましょう。と、ここまで聞くとただタイルを敷き詰めるだけのゲームでパズル要素が見当たりません。このゲームのキモは、「水路」と「線路」によるパズル要素です。プレイヤーを試す「水路」と「線路」本作には水路と線路が登場します。ポイントは「水路、または線路を横切るようにタイルを設置出来ない」というところ。配られるタイルの水路や線路がどういった形なのかは引くまで分からないうえ、引いてしまった以上必ずどこかに配置しなければなりません。適当な場所に設置してしまうと「クエストクリアのために家を置きたいのに線路が横切って置けねえええ!」といった場面に陥ってしまいます。筆者は「やっぱり集落の近くには水源と動線が無いとダメだよね〜」とロールプレイングを楽しんだばかりに自ら複雑なパズルを作り上げる羽目になりました。プレイするまでは簡単そうに思えますが、適当に設置するとじわじわと効いてくるので頭をひねらないとすぐ手詰まりとなってしまいます。タスクをクリアして新しいタイルをアンロックしよう最序盤では、「小麦」、「家」、「森」、「水路」、「線路」のタイルが配られますが、ゲーム画面右上のタスクをこなすことで新しいタイルが配られるようになります。画像では、「線路を15タイルつなげよう」というタスクです。タスクはクリアするとまた別のタスクが追加されます。タスクをクリアすることでラベンダーやフィヨルドなどの新しいタイルが獲得できます。また、マップを伸ばした先にはタスクを追加することができるタイルが設置されていることがあります。タイルを伸ばしてアクセスするとクエストが出現し、クリアしてまた別のタイルをアンロック、またマップを広げて……手持ちのタイルがなくなってしまったらゲームオーバー。タイルの設置や途中に出現するフラッグを囲うことでポイントが加算されスコアとして表示されます。達成したスコアはリーダーボードに登録されるのでハイスコア目指して試行錯誤するのもまた一つの楽しみですね。まったりと癒されながら、ゆったりと楽しめる良作パズルゲーム本作は鳥のさえずり、静かなBGM、まだ見ぬバイオームに心を馳せながら自分好みの街を作り上げるもよし、ハイスコア目指して三又の線路にキレ散らかしながらパズルを楽しむもよしなパズルゲームとなっています。残念ながら自由にマップを作成する「クリエイティブモード」は未実装となっていますが、今後のアップデートで実装予定とのことです。タイトル:Dorfromantik
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年2月25日(Steam版)
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:通常価格 1,010円、セール価格 858円(4月2日まで)

「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。