気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、ALTARI GAMES開発、PC/Mac/Linux向けに5月14日にリリースされたセーラー服メトロイドヴァニア『Lost Ruins』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、 セーラー服の少女がさまざまな武器と魔法を駆使して戦うメトロイドヴァニア。プレイヤーは記憶を失くして目覚める少女となり、モンスターやトラップ、不気味な生き物がひしめくおかしな世界から脱出するために戦います。攻略にはアイテムの使い方などを工夫することが重要で、日本語にも対応済み。詳しいゲーム内容についてはプレイレポをご覧ください。

『Lost Ruins』は、2,050円(7月9日までは10%オフの1,845円)で配信中。




――まずは自己紹介をお願いします。

Park Jinhong氏(以下Park)韓国・ソウルに住むPark Jinhongです。本作では主にアートとデザインを担当しました。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Park本作の開発は2018年の春に始まりました。私たちはわずか2人で活動している小さな開発チームです。同じ大学のサークルで知り合い、2人ともインディーゲーム開発を始める以前は、韓国のゲーム業界で働いてきました。ある日、突然インディーゲームを作りたいと思い立ち、本作の開発をスタートさせたのです。

――本作の特徴を教えてください。

Park本作は私たちが好きなものをミックスさせたゲームです。キャラクターはアニメスタイルですが、モンスターや背景はちょっと不気味なデザインになっています。ゲームプレイはぱっと見シンプルな2Dアクションですが、プレイヤーはアイテムを上手く組み合わせなくてはいけないのです。

本作においてプレイヤーは、様々な武器、エレメント魔法やアイテム、トラップなど、異なる様々な方法で敵に立ち向かうことができます。例えば、最初のボスでは近づいて剣で戦うこともできますし、電撃アイテムを水に向かって投げ、弱点の雷で攻撃することもできますし、離れて遠距離攻撃することも可能です。本作を個性的な作品にするため、この部分にはかなり注意しながら開発しました。


――本作が影響を受けた作品はありますか?

Parkたくさんのゲームと映画から影響を受けています。ビジュアル面では、『悪魔城ドラキュラ』シリーズ、『Momodora』『シャンティ』シリーズから影響を受けました。ゲームプレイ面では、私たちは『Skyrim』や『Fallout』が大好きですし、『悪魔城ドラキュラ』シリーズや『UnEpic』からも影響を受けています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Park本作の開発中、私たちはソウルの中心地からオフィスの引っ越しをしました。このおかげで、新型コロナによる影響はほとんどなかったのです。このような難しい時期にでも本作をリリースするため、パブリッシャーのDANGEN Entertainmentともちゃんと一緒に仕事をすることができたのは幸運でした。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Parkはい、ぜひしてください。本作をプレイし、何か新しい発見をしている配信者を見るのはとても嬉しいことです。時々、見ていて私たちも本作についての新しい発見をしたりしますよ!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Parkスクリーンショットを見ていただければわかるように、本作は明らかに日本のコンテンツから影響を受けています。それと同時に、日本以外のコンテンツからもたくさん影響を受けていますので、そう言う意味でも面白いゲームではないでしょうか。日本のプレイヤーの皆さんにも、本作を楽しんでいただけると嬉しいです。

――ありがとうございます。



◆「注目インディーミニ問答」について本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。