気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Obscure Tales開発、PC向けに8月28日にリリース(PS4/Xbox One版は8月31日、スイッチ版は9月2日リリース)されたドット絵サバイバルホラー『Lamentum』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、19世紀半ばのニューイングランドが舞台のサバイバルホラー。プレイヤーは若き貴族ビクター・ハートウェルとして、死の病に冒された妻を救うため悪夢のような旅へと挑むこととなります。ゲームプレイは古典的なサバイバルホラーとなっており、様々な武器や道具を駆使して敵と戦ったりパズルを解いていきます。日本語にも対応済み。

『Lamentum』は、1,790円で配信中(Steam)。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Obscure Talesスペインの小さなインディースタジオ、Obscure Talesです。NicoとFranの2人で活動しています。本作において、Nicoがプログラミング、Franがアートを担当しました。私たち2人はゲーム開発フォーラムで知り合ったのです。

私たちの好きなゲームは、昔の『バイオハザード』シリーズ作品と『サイレントヒル(1、2、3)』です。私たちは昔のサバイバルホラーが大好きです!

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Obscure Tales本作の開発は2018年にスタートしました。2019年にはKickstarterキャンペーンも成功しています(かなり小規模なものでした!)。

元々、本作は短い開発期間で作るシンプルなゲームになる予定だったのですが、Kickstarterキャンペーンを通していただいたフィードバックやサポートのおかげもあり、もっと規模の大きい、しっかりとした一本のゲームにしようと決断したのです。

――本作の特徴を教えてください。

Obscure Tales本作はドット絵でありながら、古典的サバイバルホラーのエッセンスを持つゲームとなっています。インベントリの管理、限られたセーブ回数、そして高難度のゲームプレイが特徴です。

このような昔ながらのゲームプレイを採用しているサバイバルホラーはそれほど多くありませんし、特にドット絵を採用しているものはかなり数少ないでしょう。本作は大人向けの作品であり、プレイヤーの行動によってストーリーやエンディングが変化するようになっています。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Obscure Talesターゲットとしているのは、古典的サバイバルホラー体験が好きな人たちです。探索が好きで、難しいゲームが好きで、パズルを解くのが好きで、いつでも危険と隣り合わせの緊張感を楽しめる様な人です。また、メインストーリーの裏に隠されたストーリーを解き明かしたい様な人にも、本作は楽しんでいただけるでしょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Obscure Talesもちろんです!本作は昔の『バイオハザード』作品、『サイレントヒル』作品から影響を受けていますし、映画ですと「ヘル・レイザー」や「遊星からの物体X」からの影響もあります。本からの影響もあり、例えばラヴクラフト作品からも影響を受けていますよ。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Obscure Talesもちろんです。2020年はとても大変な年で、パンデミックの影響はとても大きかったです。家族に会うことができなかったり、仕事のやり方が変わったりと、精神的にとても大きなストレスを感じました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Obscure Talesはい!配信などをしていただくことで、私たちのゲームをもっと多くの人に知っていただくことができると信じています。私たちは小さなスタジオですので、どの様な露出もとても助かります。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Obscure Tales本作は古典的サバイバルホラーへのラブレターとして開発しました。皆さんに楽しんでいただけると嬉しいです。グローヒル邸は皆さんを歓迎しますよ。皆さんが正気を失わず、生き残れることをお祈りしております。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。