SIEのサブスクリプションサービス「PlayStation Plus(以下:PS Plus)」が新しくなりました!

新しくなったPS Plusでは「エッセンシャル」と「エクストラ」、「プレミアム」の3種類のプランが用意されており、それぞれサービスの内容が異なります。

エッセンシャルではこれまでのPS Plusと同等のサービスが受けられ、エクストラは数百本のPS5/PS4のタイトルがプレイできるようになります。プレミアムでは、エクストラの内容に加えて、初代PS/PS2/PS3/PSPのタイトルのほか、前世代機からリマスターされたタイトルがプレイできるうえ、購入前のゲームをお試しでプレイできる「ゲームトライアル」が用意されています。

筆者はPS Plusのプレミアムプランを体験できる機会を得られたので、その使用感についてのレポートをお届けします。

PS Plusのタイトルラインナップについて
エクストラとプレミアム向けに配信されたPS5/PS4タイトルは数百本。その中には、『DEATH STRANDING』や『アサシン クリード ヴァルハラ』、『Ghost of Tsushima Director's Cut』などのAAAタイトルのほか、『SNIPER ELITE 4』や『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』といった“(筆者としては)気になっていたけど、なかなか手が出せなかったタイトル”が数多くラインナップされています。

また、プレミアムでプレイできるPS3タイトル(クラウドストリーミング専用)は180本以上も用意されており、なかなか充実している印象を受けました。

ただ、初代PS/PS2/PSPのタイトルラインナップが少なめだったのが惜しいところ。

特に、PS2のタイトル数は実質ゼロ(『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』などはリマスター作品として配信されたもの)。個人的に、PS3のPlayStation StoreでPS2アーカイブスとして配信されている『DEMENTO』や『ロマンシング サガ -ミンストレルソング-』、『ドラゴンフォース』などの作品はぜひ収録してほしいところでした。

タイトルラインナップでは、Xbox Game Passに見劣りしている印象もありますが、PlayStation Plusでしか配信されていないタイトルも多め。今後定期的にタイトルが追加される予定なので、今後の展開次第では素晴らしいサービスへ成長してくれそうです。

“巻き戻し”などのクラシックゲーム用機能について
クラシックゲームには、いつでもセーブ&ロードができる機能やプレイの時間を巻き戻す機能が搭載されており、一部タイトルではフレームレートの向上や高画質化、トロフィー機能などの新要素が追加されています。

ちなみにPS5は、決定ボタンがデフォルトで「×」に設定されていますが、筆者がプレイした『ワイルドアームズ』では「〇」に設定されていました(一部タイトルはデフォルトの決定が×ボタンになっています)。この部分で少し混乱してしまいましたが、いずれ慣れると思います。

PS Plusの画面……ちょっとわかりにくいかも
リニューアルされたPS Plusの一番の惜しいところは、画面のわかりにくさです。

注目のタイトルが大きくピックアップされており、一見すると視認しやすい印象を受けるのですが、利便性に欠けるところがありました。特に困ったのが「ゲームカタログ」という項目です。配信されているPS5/PS4の全タイトルの一覧はゲームカタログからアクセスするのですが、全く同じ名前の項目がもうひとつあり、内容が異なります。

もうひとつのゲームカタログでは、SIEがピックアップしたPS5/PS4のタイトルが紹介されているほか、クラシックゲームやPS3のタイトルの一覧にアクセスできる項目が用意されています。その一覧にアクセスする項目も、「PS3」あるいは「PS one PS2 PSP」と書かれているだけで非常にわかりにくく、改善の余地があると思いました。


新しくなったPS Plusは、まだまだ発展途上の印象を受けたものの、クラシックゲームに搭載された機能など、今後の展開に期待できる部分もありました。エクストラ/プレミアム向けに配信されるタイトルは、定期的に追加・更新されていく予定なので、いずれはXbox Game Passと肩を並べるサービスになるのではないかと思います。そうなったら時間泥棒のサブスクがまた増えることになって、多くのゲーマーを悩ませることになりそうですね!

※UPDATE(2022/06/03 22:00):PS5本体のボタン割り当て機能について誤った情報を記載していたため、該当の部分を削除しました。PS5本体のボタン割り当て機能で決定ボタンの×ボタンを〇に割り当てると、PS5本体では決定ボタンが〇になりますが、決定ボタンが〇だった『ワイルドアームズ』では、逆に×になってしまいます。これでは、どちらにしても決定ボタンの混乱は避けられず、問題の解決にはなりません。読者の皆様には大変ご迷惑をおかけしました。