今年中止になった「CATレディース」の前年覇者として浅井咲希が20日、リモート会見に臨んだ。課題とするティショットやパットを修正していると話した。

新型コロナウイルス感染拡大により試合中止が相次ぐ中、22歳は「2勝目は実力が出る。今のままでは限界。去年はごまかしながらやっていたけど、今年は苦手な部分をどうするか」と現実と向き合う。昨季の終盤は1Wの調子が乱れた。「まだ林の中に入れたりすることもあるけど」とスイングやセッティングを見直している最中だ。

兵庫・滝川第二高時代からイップス症状に悩んだパット。41位で終えた前週「NEC軽井沢72」はクロスハンドを順手に変更し戦った。「順手は本当に久しぶり。(練習での)数値は順手の方がいいけど。悪い部分が出ないようにやってきたけど、これからは気持ちの持ち方をチャレンジしていく。怖いと思ってもやり切る」。今季は2戦連続で、決勝ラウンドに進んだ。完成には遠いが、第一関門は突破している。

「(CATで)優勝したことによって、同級生以外の色んな選手から声をかけてもらった。人脈みたいのは広がった」。その一人が2020-21年シーズン開幕戦「アース・モンダミンカップ」で5年ぶりに優勝した渡邉彩香。3月に「ダイキンオーキッドレディス」が中止になってから、キャディを通じて鹿児島県で1週間程度の合宿を一緒に組んだという。

「まさか開幕戦で勝つとは思っていなかったんですけど、(今年)勝つと思いましたよ。去年ニトリレディスで一緒に回ったんですけど、その時とドライバーが全然違って、思ったところに打ち出せていた。(鈴木愛とのプレーオフで)下りのスライスラインを決めて勝つとかかっこいいですよね」。“弱み”と向き合い壁を乗り越えた先輩にも刺激を受けている。