2004年 フィジーの怪人がカナダの英雄を下す

ビジェイ・シン(フィジー)がカナダで開催された米ツアー「ベルカナディアンオープン」で、母国の期待を背負ったマイク・ウィアをプレーオフで下し、2週連続で勝利を挙げた。

最終日、ファンの視線は2位に3打差をつけ単独首位に立っていた2003年「マスターズ」王者のウィアに向けられた。しかし、最終組1つ前から出た当時の世界ランキング1位シンが観客の期待を砕いた。

シンが2打伸ばし通算9アンダーでホールアウトすると、ウィアは後半に3打落として失速し、並んで72ホールを終えた。18番(パー5)で行われたプレーオフ。3ホール目にシンが2打目をグリーン周りのラフまで運んだのに対し、ウィアは3打目を池に入れた。

シンはタイガー・ウッズから世界ランキング1位を奪った「ドイツバンク選手権」に続く2週連続優勝を達成し、同シーズンはさらに2勝を重ねた。キャリアハイシーズン9勝を挙げ、ツアーの各タイトルを総なめにした。