◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ@シャーウッド 2日目(23日)◇シャーウッドCC(カリフォルニア州)◇7073yd(パー72)

石川遼は、後半に奪った4連続を含む5バーディの内容にうなずいた。特に10番で残り123ydから4m、13番(パー5)は残り94ydから1.5m、16番(パー5)でも残り110ydから1.4m。「100から140yd以内のショット精度」という課題をクリアし、「今週はその距離をレベルアップさせたいと自分の中で意気込んで来ている」と言った。

PGAツアーとしては距離が短いセッティングということを差し引いても、ティショットで1Wを握るホールが少ない。「ドライバーで70yd(以内)に行く確率、その70ydの距離感を一発で合わせられる確率を掛け合わせたとき、自分にとって、あまりメリットのある攻めではないのかなと思う。5番ウッドで(残り)110とか、4番アイアンで(残り)140とか、そういうことも視野に入れながら、マネジメントをしています」と説明する。

「根拠がなくても“なんとなくドライバーを打っていた”みたいな。今までは、そんな感じだった」。いまは自分の中で根拠があるから、マネジメントに迷いがない。3月から契約する田中剛コーチとの取り組みが、新たなプレースタイルの模索にもつながっている。

「その日ハマればいいスコアだけど、次の日どうなるか分からないという感じのゴルフ。そういう自分のゴルフを改善したいと思っていたけど、その方法論が自分の中でなかなか思いつかず、フワフワしたような感じだった」

324ydと短いパー4の1番。1組前で回るマシュー・ウルフが1Wでグリーン近くまでかっ飛ばすのを見ていた。「例えば、あと飛距離が10yd伸びて曲がらなくなったら、ウルフみたいにドライバーでグリーンのそばまで打つということも、自分のマネジメントに入ってくる。ただ、いまの飛距離、技量で考えたとき、自分の中でドライバーという選択肢はない。取る必要のないリスクは取らないというか、それは自分の技量と表裏一体」と続けた。

通算5アンダー48位からさらに上を目指す週末に向けても冷静だ。「(全体のスコアが伸びていて)すごくレベルが高いなって思った。でも、背伸びをしても仕方ない。自分は自分でできることをって感じで、きょうはやった。(要所で)いいパッティングも決まってくれて、このスコア(6アンダー)だったけど、1日3アンダーくらいのゴルフはしていきたい」と自分の決めごとを貫く。(カリフォルニア州サウザンドオークス/亀山泰宏)