元世界ランキング1位の宮里藍さんは、前日に閉幕した「第2回宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」(佐賀・若木ゴルフ倶楽部)で、出場したジュニア選手らに意外な自身の過去を明かしていた。プロ2年目以降、ヤーデージブックを使わなかったという。

21日に大会を総括するリモート会見を行い、参加した女子中高生29人に競技後行ったメンタル面の座学レッスンの様子が報道陣に公開された。

「向上心が強いゆえに反省点に焦点が行きがちな中、(ゴルフを)長く続けていく上で自分の武器、長所も同時に伸ばしていかないといけない」という観点から、参加者には自分で自分を褒める3点を記入させるなどしてパフォーマンスアップの方法論を紹介した。

参加者の「コースメモに何を書けばいいのか」という問いに「これは参考にしなくていいけど」と前置きし、「私はプロになって2年目でヤーデージブックを持つのをやめました」と答えていた。

この日の会見で、その経緯を聞かれ「日本とアメリカのヤーデージブックは全然違っていた。より細かい数字がたくさん書いてあって、アメリカでは自分のゴルフの邪魔になっているというのが最初からあった」と振り返った。

1年間戦って「ほとんど使わない」という印象を持ち、「自分にフィットしていない感じがしたので、ならば潔く持たないで『自分に必要な情報はこれです』とキャディさんに事前に伝えて、あとはその場のフィーリングを大事にしようという感じだった」と強調し、「やめてからは引退するまで1回も持ってないです」を笑って明かした。

参考までに、ジュニア向けの回答は「必要な情報だけを書き込めばいい。自分のイメージしたコースマネジメントにとって最低限必要なことを書くだけでも十分ヤーデージブックとして責務を果たす」だそうだ。