◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 2日目(22日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

「完璧なラウンドではなかったけど、よく戦った。満足しています」という言葉から、いかにタフな1日だったかがにじむ。それでも、通算8アンダー単独トップでホールアウトした松山英樹はすぐに練習場へ向かった。「カッパを1日中着ながらのラウンドはあまりない」と話したように、朝のスタート前から降り続く雨はまだやんでいなかった。

雨に加え、前日17℃の気温は11℃まで冷え込んだ。スタートの10番、同組のザンダー・シャウフェレのティショットは左サイドに広がる池を越えられずに水しぶきを上げた。「どれくらい飛ばないのかというのを早めに知ることが大事。10 番のセカンドを打ったときにしっかり距離も出たので、思ったより飛ぶのかな、とか思いました。試行錯誤しながら消化していった」。ピンの上についた2打目を含め、情報収集しながらゲームプランを調整。バックスピンで戻して手前のピンに絡めた13番(パー3)で、バーディを先行させた。

17番で尾根を越える長いバーディパットをオーバーさせてボギーをたたいたが、スコアを落としたのは2日間でこのホールだけ。「そのボギーがかなりもったいないなと思いますけど、そのほかは十分だと思う」とうなずく。

後半8番ではフェードをかけた1Wショットが右の林へ飛び込み、続く9番も1Wショットが左サイドの木に当たってラフに落ちたが、いずれもそこからバーディパットにつなげた。「(好スコアの要因は)グリーンにセカンドショットが乗っているというのが一番」。ラフに入れてもアイアンショットでカバー。大きくグリーンを外したのは、セカンドをバンカーに入れた11番くらいだった。

難条件で底力を見せつけた「68」。首位に立つのは4月「マスターズ」以来となる。「半分終わったところで上にいるということは大事。先週と先々週は2日目と 3日目が悪かった。きょうも良かったし、あしたも続けられるように頑張りたい」。悪天候にもかかわらず、会場には4533人が足を運んだ。優勝争いの先頭で日本のファンをさらに熱くする。(千葉県印西市/亀山泰宏)