◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 最終日(24日)◇アコーディア・ゴルフ習志野CC (千葉県)◇7041yd(パー70)

単独首位から出た松山英樹が2イーグル3バーディ、2ボギーの「65」をマークし、通算15アンダーでPGAツアー通算7勝目を日本で飾った。後半10番でキャメロン・トリンガーリにトップを譲る場面こそあったが、終わってみれば後続に5打差の圧勝。「マスターズ」制覇と同一年に母国で優勝した選手は2011年以降で4人目となった(2011年シャール・シュワルツェル、2013年アダム・スコット、2017年セルヒオ・ガルシア)。

事あるごとに「状態が本当に良くなかった」と口にしていた中でも、4日間を通じたパーオン率は全体トップの81.94%(59/72)とフィールドのライバルたちを凌駕した。

最初にスコアを動かした6番(パー5)のイーグル、トリンガーリと再び並んだ11番のバーディはともに10mのロングパット。上って下る複雑なラインだった。「6番は、カップの周りが日陰になっていて、ちょっと距離感を出しづらかった。逆に暗くなっていることで、あまり下っていることを意識することなく打てた。11番は(似たラインを先に)キャメロンが打ってくれて、イメージが出ていたんで良かったのかな。グリーンが結構速く仕上がっていて、神経を使いながらでも(下りのパットが)入っていたなって感じです」と振り返る。

前週「ザ・CJカップ」でも、グリーン上のもどかしさを口にしていた。「パター自体も替えましたし、自分の中で握り方も試行錯誤しながらやっていた。良いパッティングも悪いパッティングもありましたけど、15番とか大事な、ストローク差を広げられるか広げられないかで(展開が)すごく変わるところで良いパットが打てたのは良かったです」

松山の代名詞ともいえるスコッティキャメロンのピン型パターだが、「(今週使ったのは)スコッティキャメロンのタイムレス2。もともと使っていたパターを修理に出していたら手違いがあって、いまはスペアのものを使っている。(結果としては)本当にいいフィーリングが出たんで良かったです」。2021−22年シーズン初タイトルをアシストした1本について、意外な舞台裏を明かした。

<最終日の使用ギア一覧>

ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX7(ロフト9.5度)

シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ80g台、硬さTX、長さ45インチ)

フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2(3番15度)、コブラ キング RAD SPEED ツアー(5番17.5度)

アイアン:ダンロップ スリクソン Z-フォージド(4番〜9番)

ウェッジ:クリーブランド RTX4 フォージド(48、52、56、60度)

パター:スコッティキャメロン プロトタイプ

ボール:ダンロップ スリクソン ZスターXV