ボブ・ボーケイの最新ウェッジがデビュー戦を勝利で飾った。キャメロン・スミスは、記録破りの優勝を果たした「セントリー トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で4本の新しいSM9ウェッジをバッグに入れてプレーしたのである。

スミスが新しいSM9を初めて手に取ったのは月曜の朝のこと。会場であるカパルアの自分のロッカーに入っていたのを発見した。練習ラウンドでSM8とSM9の両方を使用すると、木曜の朝は、4本の新しいSM9ウェッジ(46.10F、52.08F、56.08M、60.10S)をバッグに入れてティに立った。

「キャム(キャメロン)はウェッジの扱い方については、ずば抜けて優れた才能を持っていて、シャローに入れるべき時はシャローに入れ、自然とフラットにしてクリーンに良いコンタクトができる能力を持っているんだ」と語ったのは、ボーケイのツアーレップ、アーロン・ディルだ。「彼は56度ではMグラインドを使用しているけれど、この使い方がとても良い。彼はグリーン回り全般でこのウェッジを使う。特にハワイでは、芝目のため、これを多用している。芝目のきついバミューダは、シーズンを通して最も油断のならないチッピングのコンディションなのだけれど、彼はとにかくウェッジを正しい方法で使用することの大切さを理解している。特にサンドウェッジではね」

また、ディルによると、スミスはどの大会にも、60.10Sと60 Tグラインドの2本のロブウェッジを持ち込んでおり、芝のコンディションによりどちらを使うか決めているという。今回のハワイのように、芝目のきついバミューダでは、よりロブウェッジのバウンスを頼りにしているのである。スミスは2020年に「ソニーオープン・イン・ハワイ」を制覇しており、今回のカパルアでハワイ2冠を達成した。

スミスはツアー新記録となる通算34アンダーをマークし、世界ナンバーワンのジョン・ラームに1打差で「セントリー」を制した。この勝利により、スミスはフェデックスカップのランキングを10位、そして世界ランクを10位に浮上させた。

この週がツアーでのお披露目となった新しいSM9は、カパルアで最も使用されたウェッジだった。同地では計35本のSM9ピッチングウェッジ、ギャップウェッジ、サンドウェッジ、そしてロブウェッジが使用されたが、これはシェア2位(20本)のウェッジを15本上回る数だった。スミス、ジョーダン・スピース、ジャスティン・トーマス、パトリック・カントレー、そしてマックス・ホマを含む14選手が、SM9モデルへの即時移行を敢行した。なかでも、スミス、スピース、トーマス、そしてホマの4人は、ピッチングウェッジを含むウェッジ全4本を最新モデルに変更した。

スピースとトーマスは口を揃え、SM9の低くコントロールの効いた弾道を打ちやすい特性に感謝していると述べた。

「僕はウェッジで低い弾道を打つことを好むんだ」と、21位でカパルアを後にしたスピース。「低く打ち出す方が、断然飛距離をコントロールしやすいと感じているんだ。このウェッジ(SM9)でスリークォーターショットをすると、一貫して低い弾道で打ち出すことができたので、僕にとってこの決断は簡単だったよ」

トーマスは、「僕がSM9をテストした際、低くコントロールされた弾道がみられたのが良かった。ウェッジで弾道とスピン量をコントロールしたい僕のような選手は、ボールを思い通りの枠へ飛ばす必要があるんだ。低めも高めも必要だけれど、特に低い弾道が重要。というのも、僕にとっては、打った後に見上げると、高く浮くような弾道が出てしまうのではなく、低い弾道が打感で分かるのが大切なんだ。このウェッジは思い通りの弾道、思い通りのスピン量で打てるし、思ったように反応してくれるんだ」と述べた。

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)