◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 初日(12日)◇TPCクレイグランチ (テキサス州)◇7468yd(パー72)

4月「マスターズ」以来の復帰戦に臨んだ松山英樹は1イーグル4バーディ、1ボギーの「67」で回り、5アンダー12位と上々のスタートを切った。

前半12番(パー5)、残り251ydから5Wでピンそば1m強に絡めるスーパーショットを披露してイーグルを先行させた。打ち下ろしの324ydと短いパー4の14番では、3Wでしっかりフェアウェイに置きつつ50ydほど残し、ウェッジショットで右手前のピンにピタリ。続く15番(パー3)も7番アイアンでピンそば20㎝と2連続バーディを決めた。

「流れ的には良かった」と快調に伸ばし、ティショットが左バンカーのフチ近くのラフに止まった17番(パー3)も、悩ましいスタンスの寄せからしぶとくパーセーブ。紙一重でこぼれた後半4番(パー3)もバンカーショットでしのぎ、7m強を流し込んだ5番(パー5)から再びの2連続とした。

8番で唯一のボギーを喫し、最終9番(パー5)も短いバーディパットがカップに蹴られて少し悔しいフィニッシュ。「60」をマークした首位のセバスチャン・ムニョス(コロンビア)を筆頭とする予想通りの伸ばし合いに、食らいつく滑り出しとなった。

マスターズ後の一時帰国を挟み、スイングに変化を加える中で開幕前から1Wの最適解を模索。特に10日(火)の練習ラウンド後は、ほぼ1Wに特化してすさまじい数を打ち込んだ。前日11日(水)まで多くの組み合わせでテストを重ね、初日は「ダンロップ スリクソン ZX5」のヘッドに「グラファイトデザイン ツアーAD BB」のシャフトを挿した1本をバッグに入れた。

「スイングは全然ダメですけど、クラブはいいので。(ショットの結果自体は)そんなにひどくはなかったですね」。言葉通り、ラウンド後の練習場も同じ1Wを握って2日目に備えた。(テキサス州マッキニー/亀山泰宏)