◇米国男子◇AT&Tバイロン・ネルソン 3日目(14日)◇TPCクレイグランチ (テキサス州)◇7468yd(パー72)

4打差11位から出た松山英樹は7バーディ、2ボギー1ダブルボギーの「69」で通算14アンダーまで伸ばしたが、ビッグスコア連発の上位陣に突き放されて7打差18位に後退した。

1番でセカンドをベタピンにつけると、2番は理想的な弾道を描いた1Wショットから2連続バーディ発進につなげた。3番のボギー以上に悔やまれるのは、パー5でスコアを落とした5番。1Wで右のバンカーに入れ、レイアップした後にウェッジを握った3打目が手前のピンを大きくオーバー。長いバーディトライも2m強の返しを残す手痛いミスが重なってボギーを喫した。

それでも、6番から再び2連続バーディ。ショットでチャンスメークしながら、パットがわずかに決まらない場面が続く中、12番(パー5)でグリーン左から3打目をきっちり寄せて後半最初のバーディ。13番も残り180ydから1.8mに絡める松山らしいアイアンショットで2連続とした。

1Wを唯一大きく右に曲げた16番も71ydを1mにつける懸命のパーセーブ。しかし、17番(パー3)でトラブルに見舞われた。伸ばすしかない状況で強い傾斜に守られた手前のピンを果敢に攻めたショット。取り囲むギャラリースタンドから上がった大きな歓声は、バンカーにこぼれ落ちたボールを見てため息に変わった。バンカーから1打で乗せられず、アプローチもオーバーしてダブルボギーとなった。

フィールド平均スコアは3日間で最も低い「68.536」を記録。手応え十分のアイアンショットでピンそば3m弱に2オンした最終18番(パー5)も、イーグルパットがひと筋左を抜けてのバーディでは悔しさも晴れない。最終日に持ち前の爆発力を発揮して、次週「全米プロゴルフ選手権」(オクラホマ州サザンヒルズCC)へ乗り込みたい。(テキサス州マッキニー/亀山泰宏)