◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日(19日)◇袖ヶ浦CC袖ヶ浦コース(千葉県)◇6713yd(パー72)

「強い気持ち、覚悟を持ってやった方がいいぞ」。ツアー初優勝を目指す林菜乃子が、師事する男子プロ芹澤信雄にかけられた言葉を胸に18ホールを回った。

2週前の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」で師匠がキャディとしてバッグを担いでくれた。試合中は厳しいながらも心のこもったアドバイスを受け、7戦ぶりの決勝進出(14位)をアシストしてもらった。

「どれだけビビってゴルフをしていたのか、コースの中でずっと(芹澤)プロから教えてもらった。そこできっかけをつかめた」。それまでは少しのミスをきっかけに自信を失い、ズルズルとスコアを落としたが、立て直す術を学んだ。

前週も51位と結果につなげ、今週初日はボギーなしの6バーディ「66」でプレー。6アンダーで首位発進を決めた。「思った以上にいいゴルフができて、びっくりしている」と驚きの表情で振り返った。

前半アウトで2つ伸ばすと、後半12番(パー3)ではグリーンを外したが、10ydから58度でチップインバーディ。続く13番で右2m、14番でも1.5mにつけて3連続バーディを奪った。

開幕2日前の17日に25歳の誕生日を迎えた。母やキャディらと練習ラウンド後にバースデーピザを楽しんだ。

「ルーキーのときにイメージしていた25歳よりも一瞬で来てしまった。いつまでもツアーでやれる時間が続くわけではない。本当に『後悔がないように』と毎日思うようになった」

25歳初戦を前に芹澤からは「とにかく今週も気合を入れていけ」と熱いメッセージをもらった。

「日に日に難しくなるコースで、風向きで表情が変わる。貯金ぐらいの気持ちでやりたい。欲をかいたら大けがするゴルフ場。自分の目の前の一打に集中してやりたい」。師匠に吉報を届けるつもりだ。(千葉市緑区/玉木充)