◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 初日(19日)◇サザンヒルズCC (オクラホマ州)◇7556yd(パー70)

「最悪です」。松山英樹は初日のショットの出来をひと言で切り捨てた。1バーディ、3ボギーの「72」で2オーバー。タフなコース相手に必死の粘りを見せても、最後まで納得の一打を繰り出せなかったことが許せない。

ティショットを左に曲げた13番(パー5)はラフから目の前の木を越えるギリギリの高さを出し、3打目でウェッジを握れる展開につなげたが、チャンスに絡められずガックリ。大きく左に引っ掛けた14番(パー3)で30ydの難しい寄せを下り傾斜に落として2m強に寄せたものの、ボギーが先行した。

左手前のピンに右からの傾斜で1.5mにつけた15番が最初で最後のバーディ。続く16番は右ラフから奥のバンカーにこぼし、3mのパーパットを打った瞬間に歩き出すボギー。グリーン上も、不満を抱えるショットをカバーするまでには至らなかった。

フェアウェイキープ率は50%(7/14)にとどまった。開幕2日前、首に痛みが出た影響こそ感じさせなかった一方、変化を加えるスイングのフィーリングは18ホールを通して納得がいかないまま。7番で3つ目のボギーをたたき、後半にかけての修正についても「最悪です」と同じ言葉を繰り返した。

左サイドのバンカーを越えてすぐの狭い面にピンが切られた17番など、初日からホールロケーションもシビアだった中、イライラが募る内容。過去9大会すべて決勝ラウンドへ進出している全米プロ。初日を終えた時点でのワーストは初出場した2013年の74位(2オーバー)だった。「いいプレーができるように」と2日目の巻き返しを期した。(オクラホマ州タルサ/亀山泰宏)