◇海外女子メジャー◇全米女子オープン presented by プロメディカ 2日目(3日)◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638yd(パー71)

「きょうも一日、いいとこなしで終わった感じですね」。淡々とした口調に渋野日向子の悔しさがにじんだ。初日5オーバー125位と出遅れ、巻き返し必須となった2日目も2バーディ、5ボギーの「74」とスコアを落として通算8オーバー。4月「パロスバーデス選手権」、5月にスポット参戦した国内ツアー「ブリヂストンレディス」と出場3試合連続の予選落ちとなった。

予選通過には伸ばすしかない状況ながら、アグレッシブにいくだけではスコアメークもおぼつかないメジャーの舞台。攻めと守りのバランスに揺れる中、前半11番で3パットボギーが先行した。12番では手前からの寄せをショートして2連続ボギー。14番も花道からのアプローチが目の前のカラーに止まってうなだれた。パー5の15番も約90ydのウェッジショットをピンに近い左サイドへこぼしてのボギーだった。

継続的なテーマとして取り組むパー5のバーディ数は2日間6ホールで初日10番の1個にとどまった。3打目が奥ピンの奥まで転がり落ちた初日15番など、「パー5でパーオンもできていないっていうのが明らかに良くない。ウェッジの距離感が合わなかったら、ほかに何が合うんだって感じなので…」。全体のパーオン率も61%(11/18)。初日44%よりは上がっても、イメージ通りの組み立てができないもどかしさが勝る。

同一シーズンでの3試合連続予選落ちはコロナ禍で開幕が大幅に遅れた2020年に「アース・モンダミンカップ」、「ASIスコットランド女子オープン」、「AIG女子オープン(全英女子)」で記録して以来。次週10日開幕の「ショップライトクラシック」にも出場予定で、3週後にはメジャー第3戦「KPMG全米女子プロ」も控える。

「ドライバーは明らかに昨日の前半より良くなった。そこに関してプラスに捉えたい」。気持ちを奮い立たせ、連戦で浮上のきっかけをつかみにいく。(ノースカロライナ州サザンパインズ/亀山泰宏)