米経済誌フォーブス(電子版)は10日、タイガー・ウッズの純資産が10億ドル(約1344億円)を突破したと報じた。

スポーツ界の“ビリオネア(億万長者)”は全米プロバスケットボールリーグ(NBA)のレジェンドで現在はシャーロット・ホーネッツのオーナーであるマイケル・ジョーダン、ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズに続く3人目。現役選手としてはジェームズに次ぐ2人目となる。

フォーブスによると、27年のキャリアでウッズが稼いだ額は17億ドル(2284億8000万円)を超え、純資産とキャリア収入のうち試合の賞金は10%未満。2012年までは同誌のアスリートランキングで10年連続1位となったが、近年はツアー出場の機会も減ってきている。1996年から契約するナイキをはじめ、ゲータレード、モンスターエナジー、ロレックス、テーラーメイドといった10を超えるブランドのエンドースメント(スポンサー収入)が大きく、ゴルフコース設計やレストラン経営といったビジネス、不動産投資も含まれている。

昨年2月に自動車事故で大けがを負ってからは今年4月の「マスターズ」、5月「全米プロ」とツアー出場はわずか2試合。それでも過去12カ月間、コース外収入は6800万ドル(約91億3920万円)に達し、世界で14番目に高い報酬を得たアスリートとなっている。

フォーブスは、サウジアラビアの資金を背景にした新リーグを推進するグレッグ・ノーマン(オーストラリア)がウッズに「9ケタ」(1億ドル以上)で参加を打診したが断られたと明かしたワシントン・ポストの報道を引用した上で、「何の影響もない。いずれにせよ、ウッズは億万長者なのだから」と指摘した。