◇米国女子◇トラストゴルフ スコットランド女子オープン 最終日(31日)◇ダンドナルドリンクス (スコットランド)◇6584yd(パー72)

22歳の古江彩佳が米女子ツアー初優勝を飾った。11アンダー9位から10バーディ、ボギーなしの「62」をマークし、大会最多アンダーパー記録の通算21アンダー。本格参戦初年度のタイトル獲得に「まさかルーキーイヤーで優勝できると思っていなかったので、うれしいです」と笑顔を見せた。

首位と4打差でスタートした開始1番でバーディを決めて勢いづいた。ショットがさえわたり、2mのチャンスを生かした6番(パー3)から怒とうの6連続バーディ。第1打を1mにつけた後半11番(パー3)で通算18アンダーに伸ばし、トップにいたセリーヌ・ブティエ(フランス)をとらえた。

第1打を曲げた13番では3打目をピンそば1.5mにつけてパーセーブ。「いつミスをするんだろう、と思いながらラウンドしていたが、切り替えてショット、パットできた」と精神面もたくましかった。15番(パー3)でロングパットを沈めるバーディで抜け出すと、17番から2連続バーディフィニッシュ。「本当にすごく集中できてプレーが終われた」と自賛する納得のラウンドになった。

「決めたいバーディパットを決められたのが良かった」とし、「この優勝が自信につながったので、しっかり次の試合も自分らしく頑張りたい」と次週のメジャー「AIG全英女子オープン」(ミュアフィールド)を照準に定めた。

地元の兵庫・滝川第二高時代から日本ツアーで頭角を見せ、2019年「富士通レディース」で史上7人目のアマチュア優勝を達成した。プロ転向後に国内で6勝を挙げ、賞金ランキング2位だった昨季、米ツアー挑戦を決意した。

昨年末のQシリーズを7位で突破して本格参戦した今季、ハードスケジュールをタフに戦い抜き、ここまで出場16試合で予選落ちは2回だけ。5月「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」では決勝戦で敗れ初勝利を逃したが、来季のシード権も確実にしていた。

2022年シーズンの米女子ツアー日本人優勝者は4月「DIOインプラントLAオープン」の畑岡奈紗以来、2人目になった。