今年に入り、タイガー・ウッズが有名な“タイガースラム”を達成した際に使用していたといわれるアイアンセットが、500万ドル以上の値で売れるという出来事があった。そして今度は、ウッズがサインしたスコッティキャメロンがオークションに出品されている。

“タイガースラム”のアイアンセットの競売を手掛けたゴールデンエイジオークションが、このパターのオークションを運営し、これ以外では、ジャック・ニクラス、アーノルド・パーマー、そしてベン・ホーガンのクラブも競売にかけられている他、かつてウッズが所有したといわれる58度ウェッジも出品されている。

サイン入りのスコッティキャメロン、“レッドドット”ニューポート2は、ウッズがメジャー15勝のうちの14勝を挙げた際に使用したパターと同じモデルである。このパターは、2005年前後に、ウッズの実戦使用パターのバックアップとして作られたといわれている。通常、ウッズはバックアップのパターが自分の好みに合っているかどうか確認するためテストを行うのだが、このパターはウッズがプライベートで使用したことから、ウッズ使用モデルとしての意味合いが異なることが確認されている。

スコッティキャメロンにより、キャメロン純正であると証明された鑑定書付のこのパターは、2005年に催されたタイガー・ウッズ・ラーニングセンターのためのオークションの際に、ウッズがサインしたものとされている。

「ウッズのバックアップパターとなると、どうにかしてウッズがそのパターを手にしたと思い込みたくなるものですが、その夢が現実だったことは、ほぼあり得ません」と、ゴールデンエイジオークションのウェブサイトでは、くだんのパターについてそのような注釈をつけている。文章はさらにこう続く。「ただし、この出品されたパターは、タイガーがフェースに美しいサインを書いたことから、タイガー・ウッズ自身が手に取ったことが分かっています」

「その上で、タイガーは2005年10月1日に、基金募集のためアナハイムのザ・グローブで開かれたタイガー・ウッズ・ラーニングセンター・ブロック・パーティにて、このパターをオークションに出しました。このイベントは、同財団による、TGRラーニングラボキャンパスのための最初の基金募集として開催されました。今回の我々の依頼人の両親は、初期の頃からのタイガーのチャリティの支援者でした。2人は2005年にカリフォルニア州アナハイムのザ・グローブで開催されたイベントに出席すると、舞台上のタイガーに釘付けとなり、寄付の精神も相まって、依頼人の父親は、タイガーがオークションに出した伝説的なパターを落札するに至りました。その後、17年間にわたりこのパターが人目に触れることはありませんでしたが、ついにこのオークションで姿を現すことになったのです」

パターの入札は5000ドルから始まり、9月1日正午事前で5万ドルに達した。入札はGoldenAgeAuctions.comにて、9月18日の日曜日に締め切られる。ゴールデンエイジオークションの創始者兼オーナーであるライアン・キャレイは、最終的にこのパターの金額は「6桁のかなりのところまで」行くと予想している。

この他にも、現在ゴールデンエイジでは、ウッズのために作られた別のスコッティキャロンに加え、かつてウッズが所有したナイキのウェッジもオークションに出品されている。

また今回のロットでは、これ以外に、パーマーのパターやドワイト・アイゼンハワー大統領の所有したクラブ(オーガスタナショナルGCヘッドカバー付)、さらには、ニクラス、パーマー、ホーガン、サム・スニード、そしてバイロン・ネルソンといった選手たちが使用したクラブもオークションにかけられている。

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)