◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 最終日(18日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7063yd(パー72)

石川遼が2年9カ月ぶりとなる国内ツアー優勝を惜しくも逃した。6打差5位から後半15番までに8バーディを重ねる快進撃で一時単独首位に立った。しかし、大槻智春とのプレーオフで競り負けた。

前日までの首位・池田勇太と6打差でティオフした石川は、出だし1番から3連続バーディを決める好スタートを切った。5mを沈めた8番(パー3)から2連続バーディを奪い、前半を「31」(パー36)でターン。12番(パー5)のバーディで単独トップに立った。

だが、その後1つ後ろの最終組を回る大槻智春と池田に追いつかれ、3人が通算19アンダーの首位で並んだ。石川は直後の15番でフェアウェイからの2打目をピン左2mにつけて8つ目のバーディを決めたが、16番(パー3)で3パットボギー。バーディが欲しい17番(パー5)では右ラフからの2打目を左サイドの林に入れてパーに終わるなど、8バーディ、1ボギーの「65」。通算19アンダーでホールアウトした。

石川は2019年12月「日本シリーズJTカップ」でツアー通算17勝目をマークした後、20年春から大幅なスイング改造に取り組み、タイトルから見放されている。前日17日に31歳になったばかり。バースデーウィークを久々のタイトルで祝うことはできなかった。

5打差3位から出た大槻智春はボギーなしの6バーディ「66」でプレー。石川とのプレーオフ(18番)を1ホール目のイーグルで制した。2019年「関西オープン」以来となるツアー2勝目をあげた。

初日から首位を守っていた池田勇太は18番でボギー。通算18アンダーでプレーオフ進出を逃した。

通算16アンダー4位に時松隆光と久常涼。通算15アンダー6位に木村太一、ジャスティン・デロスサントス(フィリピン)が続いた。