◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 3日目(17日)◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7063yd(パー72)

フィリピンのジャスティン・デロスサントスがアルバトロスを達成した。前半9番(パー5)、残り270ydで3Wを振った第2打はグリーン上で10mほど転がりカップイン。国内男子ツアーでは記録の残る1985年以降で46例目、史上40人目を記録した。

今季は6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP」での石坂友宏、前週の「シンハン ドンヘオープン」でのティラワット・ケーオシリバンディット(タイ)に続く3人目(3回目)。2打目を打った直後はノーリアクション。「グリーンの奥にこぼれたと思っていた」と言う。

「誰かに“入った!”と言われたけれど、カップの中のボールを見るまで信じられなかったよ」。ホールインワンはこれまで公式戦で1回、プライベートでは5回ほど成功したが、アルバトロスは初めてだった。

カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ、両親の影響で4歳にしてクラブを握った。空手も2段の腕前だが、「ゴルフのほうが稼げる(笑)」と一生の仕事にした。アジア転戦を志していた学生時代に日本の環境の良さを耳にし、2019年から国内ツアーに参戦。「アパホテルが好き。だいたい、新しくてきれいだから」と遠征にはもう慣れた。

ジュニア時代にコリン・モリカワと知り合い、今では同じスイングコーチ、リック・セッシングハウス氏に師事。スコットランド・セントアンドリュースで行われた今年の「全英オープン」では練習ラウンドも一緒に行った仲だ。ツアー初勝利の瞬間を、友人もきっと待ち望んでいる。(北海道北広島市/桂川洋一)