◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 2日目(17日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)

3位から出たルーキーの尾関彩美悠(あみゆ)がノーボギーの1イーグル4バーディで、ツアーでの自己ベストタイ「66」をマーク。通算11アンダーの単独首位で最終日を迎える。

「何事もポジティブに。ミスしても落ち込まないように」という心持ちで臨んだこの日、前半の2番で2mのパットを決めてバーディを奪うと、4番(パー3/190yd)では5Uで1mにつけるショットでバーディを重ね、7番でも4mのパットを沈めてスコアを伸ばした。

折り返し後は5ホール連続でパーともどかしい時間が続いたが、見せ場は15番(パー5/477yd)。強いフォローの風が吹く中、ティショットで狭いフェアウェイをキープすると、180ydの2打目は6Iと7Iで迷った結果、6Iを選択してピン奥に2オン。「ここまで(ピンに)ついたら獲りたいと思っていた」と、6mのパットをねじ込んでプロ初のイーグルを奪った。「プロになってからイーグルがなかったのでうれしかった」と笑みをこぼした。

アマチュア時代に獲ったイーグル2つは、頂点に立った2021年6月の「日本女子アマチュア選手権」と、トップ合格を果たした同年11月のプロテスト。イーグルを奪った大会では“勝率100%”と吉兆も手にした。

最終日最終組は6月の「宮里藍サントリーレディス」以来、2度目。前回は「74」をたたいて8位に終わったが、「実力とマネジメント不足だったと思う。あしたも難しいコンディションだと思うので、構えて風が嫌な感じがしたら一回やめるとか、自分の打つタイミングを大事にしてマネジメントをしっかりやりたい」と反省をきっちり生かす。

前週、プロテスト同期の川崎春花がツアー初優勝を果たし、「気持ちはすごく強くなった」と2週連続のルーキーVを狙う残り18ホール。「優勝というよりかは、目の前の一打に集中してプレーすることが一番」。浮き足立つことなく、自分のゴルフを貫いたその先に初の頂点が待っている。(愛知県美浜町/内山孝志朗)