◇米国女子◇アメージングクリー ポートランドクラシック 3日目(17日)◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6478yd(パー72)

「しっかり、自分ができるゴルフをやるだけ」と話す渋野日向子の表情は、予選2日間よりも少しだけ自信に満ちている。まっすぐフェアウェイセンターまで飛んでいった1番のティショットは満足げに見送った。確実に、ミスよりも納得できる要素が増えている。

スタートホールでパーオンを外してボギー発進になったのが悔やまれるが、そのあとは「落ち着いてできとったかな」と安定したプレーを重ねていった。

3番で3m弱につけてバーディを奪うと、5番から3連続でスコアを伸ばす。ショートゲームも好調で、5番でアプローチを数十センチに寄せてバーディ、52度で打った11番の第2打もチャンスにつけて6つ目のバーディ。首位と2打差で迎えた最終ホールは、2打目を4mに乗せてバーディ締め。カップからボールを拾い上げると、ほっとしたようにキャディと握手を交わしてグリーンを降りた。

「徐々にミスの回数が減ってきている。比較的いい内容だったと思っています」と、フェアウェイ、パーオンともに外したのは4ホールだけ。7バーディ、1ボギーの「66」をマークして首位と1打差4位につけた。

予選2日間、好スコアを出しても「モヤモヤする」と消えなかったショットの不安はだいぶ薄まった。「きょうのゴルフの内容に納得できているのが、うれしい」と、手ごたえを感じながら上位にいることを、ようやく心から喜べそうだ。

最終日は、古江彩佳がいる最終組をひとつ前から追いかける。日本人選手が過去3勝を挙げたポートランドは、10年ぶりの日本人チャンピオンを待っている。(オレゴン州ポートランド/谷口愛純)