8月の「全米女子アマチュア選手権」を制した馬場咲希(代々木高2年)が、憧れの元米女子ツアー選手から貴重な助言を授かった。24日から茨城・PGM石岡GCで行われる中高生向けの競技「宮里藍インビテーショナル Supported by SUNTORY」に出場。開幕前日に行われたレッスン会で手を挙げ、ホステス役の宮里藍さんに食事面について質問した。

175㎝の長身を誇る馬場の悩みのひとつが、連戦中の体重の減少。「試合前に聞きたいことを考えてきました。一番気になっていたので」と、レッスン終盤の質問コーナーで体力維持の方法を尋ねた。

宮里さんはトレーニング以外のエネルギー確保の方法について、「こまめに食べることが大事」とアドバイス。「ゴルフは1ラウンドで2000キロカロリーを消費すると言われています。歩くこともそうだが、脳が消費する。エネルギーが足りていないことと、集中力(の減退)とはイコール。だから、枯渇する手前で食べる。私の場合は3ホールに1回、ナッツを食べたり、プロテインを飲んだりしていました」と現役時代の経験を伝えた。

米女子ツアー9勝の宮里さんのキャリアを支えたメンタルメソッド「ビジョン54」を基礎にしたジュニアレッスンに、馬場は昨年に続き2回目の参加。「咲希ちゃんが言うように、最終日に向けてエネルギーの消費量は上がり、疲れも溜まる。自分のマネジメントのひとつとして、食べ物を意識するのはすごくいい」とすっかり名前も覚えてもらっている。

「アメリカツアーはバナナやリンゴなどが(コース内に)よく置いてある。フルーツは結構、糖分があるので、塩…ナトリウム系も摂ると良い。あとは水分を」(宮里さん)。17歳のこの先のキャリアへの“金言”になるかもしれない。

馬場にとって宮里さんは幼い頃からの憧れの選手のひとり。「ゴルフに対しても、英語などゴルフ以外に対しても努力をされていた。去年、お話しさせていただいて、丁寧に対応していただいてうれしかった。(話すと)緊張というよりはフワフワします。お父さん(哲也さん)と一緒に(テレビで)観ていた選手。なんか不思議」。レッスン会終了後の記念撮影で全米アマ優勝について「おめでとう!」と祝福され、「うれしかった…」と、はにかんだ。

今回が3回目の開催となるジュニア大会は中学1年から高校2年の女子ゴルファーを対象に24日(土)から2日間、36ホールのストロークプレーで争われる。上位5人には来年の国内ツアー「宮里藍 サントリーレディスオープン」の予選会出場権を付与。優勝者には宮里さんとのプライベートでのエキシビションラウンドの権利が与えられる。「結果も気にしたいが、きょう教わったことを実践できたらいい」というのが今週の目標だが、「藍プロと一緒にラウンドできるなんて、一生にあるかないか…。すごくラウンドしたいです」と十分本気モードにもなれる。(茨城県小美玉市/桂川洋一)