PGAツアー選手であるカルム・タレン(イングランド)の初速と飛距離は、ほとんどのゴルファーにとって憧れの対象でしかない。2021−22年シーズンのPGAツアーにおいて、タレンはドライビングディスタンスの平均で312.4ydを飛ばして15位にランクインした。また、ドライバーショットの平均ヘッドスピードは時速121.56マイル(54.34m/s)で、こちらのランキングは12位だった。

ここまでの速度になると、わずかばかり安定性が欠如しても、バランスやボールの弾道にマイナスの効果を及ぼしてしまう。

GolfWRXは2022年の「ケイデンスバンク ヒューストンオープン」でタレンと情報交換をした際、彼が右足のスリップを防止するために独自の工夫を施していることを知った。

大抵のゴルファーは、メタルスパイクであれ、ソフトスパイクであれ、使用するゴルフシューズのソール全体に同じ形状のスパイクを装着しているものだが、タレンが着用するフットジョイ プレミアシリーズ ターロウシューズには、その両方が混在している。

「右の靴には、前方5カ所(の鋲穴)にメタルスパイクを装着し、それ以外は全てソフトスパイクを装着しているんだ」とタレンは述べた。「これはただ、この靴が初めて出てきて使い始めたとき、右足が少し滑っていたから、というだけのことなんだ。それで、TPI(タイトリスト・パフォーマンス・インスティチュート)にグレッグ・ローズ博士を訪ねたところ、博士に僕のようなヘッドスピードの人間はメタルスパイクを履くべきだと言われたんだ」

「博士は僕に、前方5カ所にメタル(鋲)を試してみるよう言ったんだ」とタレンは続けた。「それからというもの、滑ることが一切なくなったんだ。接地圧と地面反力により、明らかにボールをとらえる間の安定感が向上したね」

タレンは黒いゴルフシューズを好んで履いているのだが、ギア通の世界では、彼がタイトリストによるカスタムブラックのアイアンとウェッジを使用していることで知られるため、これは至極当然の帰結といえよう。

GolfWRX.comの調べによると、タレンはいずれもブラックPVD仕上げのタイトリスト T100(3番)、タイトリスト 620 CB(4番)、そしてタイトリスト 620 MB(5〜9番)で構成されるコンビネーションセットと、タイトリスト SM9 ジェットブラックウェッジ(46、52、56、60度)を使用している。

(協力/GolfWRX、PGATOUR.com)