◇米国男子◇WMフェニックスオープン 2日目(9日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

「あれだけ出入りの激しかった第1ラウンド。アンダーパーで終われたので、まあよかった」と予選36ホールを終えた松山英樹は振り返った。この日は、初日に日没順延で持ち越した第1ラウンド分の11ホールを含む、計29ホールを完走。通算5アンダーの暫定18位で2日目を終えた。

2アンダー「69」にまとめた第1ラウンドの内容は、1イーグル6バーディ、2ボギー2ダブルボギー。「良い物と悪い物がしっかり出てしまった結果」と評価する。

第1ラウンドは、フェアウェイキープ率50%(7/14)、パーオン率61.11% (11/18)とショットで首をかしげることが多かった。前半8番から再開したこの日は、12番(パー3)の1打目を右の池に入れてダブルボギー。15番(パー5)も、2オンを狙ったショットがグリーン手前の池に入って伸ばせなかった。

チャンスが少ない中で、前週まで陰りを見せていたパッティングが好調だった。11番で3mを決めてこの日最初のバーディを奪うと、13番(パー5)、14番は立て続けに7m前後のバーディパットをねじ込んだ。

40分ほど空けてスタートした第2ラウンドは、「少し落ち着いた」とボギーなしの3バーディ「68」。フェアウェイキープ率64.29% (9/14)、パーオン率94.44% (17/18)%とショットのブレは少なくなったが、長いバーディパットを打たされる場面が多かった。

大きなピンチはなかったものの、惜しいバーディパットが続いて伸ばしきれない。後半5番は10m近くがカップを蹴って入らず。最終9番も7mがボール1個分左を抜けて決まらず、厳しい表情での締めくくりとなった。

「今の状態なので、仕方がない」ともどかしさを押し込めたが、ノーボギーラウンドは2試合前の「ファーマーズインシュランスオープン」初日ぶり。多くの選手が第2ラウンドを終えていない変則的なスケジュールで、週末を前に36ホールを完走できたことも大きい。あす3日目は早朝に再開する第2ラウンドの完了を待ちながら、じっくりと決勝ラウンドに備える。(アリゾナ州スコッツデール/谷口愛純)