LIVゴルフリーグを主戦場にするフィル・ミケルソン。開幕戦「マヤコバ」のスタートホールで手に握られていたのは長年に渡ってクラブ契約をしているキャロウェイのドライバーではなく、ピンのドライバー「G430 LST」だった。

ソールはところどころマジックで黒く塗られているが、そのデザインやヘッドの形を見る限りおそらく「LST」。やや小ぶりでディープフェース、その逃げ顔なども含め、“いかにも叩いていけそうな雰囲気”は、まさにミケルソン好みだった。

それにしても、ピンのドライバーとは驚くが、キャロウェイとの契約はどうなっているのか。クラブ契約フリーになったのか。ミケルソンのキャディであり実弟のティム・ミケルソンにその疑問をぶつけると、「キャロウェイとはいい関係は続いているよ」という返事だった。

実際、ドライバー以外の13本は全てキャロウェイのクラブ。3Wは新作の「パラダイム Aiスモーク MAX」。アイアンは年季の入った「Xフォージド」の2013年モデル。ウェッジは50度と56度が「JAWS RAW」で、60度に全面ミゾの「PMグラインド プロトタイプ」。こちらには三菱ケミカルの「MMTプロト」を挿す。カーボンの中に金属が含まれたシートを何層か巻いたモデルで、カーボンよりしなり感が出るという。ミケルソン得意のロブショットを打つときに、タイミングを合わせやすいのか。

ミケルソンは昨年の「全英オープン」でも、ピンのドライバーを試して話題になっていた。その頃からドライバーに関しては試行錯誤を繰り返してきたのだろう。ドライバーヘッドの行く末に、引き続き注視していきたい。

<フィル・ミケルソンの14本>

ドライバー:ピン G430 LST(9度)

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(重さ60g台、硬さX)

フェアウェイウッド:キャロウェイ Aiスモーク MAX(3番 15度)

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS BLUE(重さ70g台、硬さX)

ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW

シャフト:藤倉コンポジット VENTUS RED(重さ90g台、硬さX)

ユーティリティ:キャロウェイ XフォージドUT(19度)

シャフト:FST KBSツアーV 125

アイアン:キャロウェイ Xフォージド<2013年モデル>(5番〜PW)

シャフト:FST KBSツアーV 125

ウェッジ:キャロウェイ JAWS RAW(50、56度)、PMグラインド プロトタイプ(60度)

シャフト:FST KBSツアーV 125(50、56度)、三菱ケミカル MMTプロト 115(60度、硬さTX)

パター:オデッセイ フィル・ミケルソン プロトタイプ

ボール:キャロウェイ クロムツアーX