◇米国男子◇ジョンディアクラシック◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7268yd(パー71)

石川遼は4戦連続で予選落ちした。腰のケガに適用された公傷制度で持ち越した残り試合は3つ。今週加算できなかったフェデックスポイントランクは、前週時点で166位。同ランク125位までの来季シード確保は、極めて困難な状況だ。崖っぷちの石川に大逆転のシナリオは残されているのだろうか…。

まず、石川の今後の日程に目を向ける。次週の「バーバゾル選手権」(7/20〜)、「RBCカナディアンオープン」(7/27〜)、レギュラーシーズン最終戦の「ウィンダム選手権」(8/17〜)に出場予定だ。

続いてシード権のボーダーラインを確認しよう。今季はフェデックスポイントの分配率に大きな変更があり、例年450pt前後だったボーダーラインは格段に下がる。前週時点で125位のベン・マーティンは280pt。流動的ではあるが、おおよそ300ptがシード確保の目安だろう。

石川は現時点で137pt。メジャー「全英オープン」の裏開催でフィールドの薄いバーバゾル選手権の優勝者には、通常の大会より200pt低い300ptが付与される。他の2戦はそれぞれ500ptだ。石川が300ptを上回るためには、残り3戦でどのような結果が必要なのか?

◇1試合で決める場合
・バーバゾル選手権で2位以上
・RBCカナディアンオープン、ウィンダム選手権のどちらかで3位以上

◇2試合で決める場合
・バーバゾル選手権で7位に入り、残り2戦のどちらかで5位
・RBCカナディアンオープン、ウィンダム選手権のうち1つで9位、もう1つで8位

◇3試合で決める場合
・3戦すべてで12位

上記は一例に過ぎず、そのほかのシナリオもあり得るが、いずれにせよトップ10に食い込む上位争いが求められる。現状は、直近8試合で7度の予選落ち。シードを逃せば、4試合の入れ替え戦に回ることになる。(編集部・林洋平)