◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 最終日(16日)◇トランプナショナルGCベドミンスター(ニュージャージー州)◇6687yd(パー72)

宮里藍にとって最後の「全米女子オープン」が幕を閉じた。最終日もグリーン上で苦戦した。最終18番は今週を象徴するかのような3パットのボギーで、この日2つスコアを落として通算4オーバーの41位。それでも、戦い終えた顔は充実した輝きに満ちていた。

「うーん、っていう感じですね。パッティングですね」と、ショットは好調だっただけに、チャンスを決めきれない場面がもどかしかった。「今週はすごく特徴のあるグリーンだったので、あまり考え過ぎなくても良いかなと。今週のグリーンだけ入らなかったという感じはあります」と振り返った。

子どものころから優勝することを夢見てきた今大会。だが、自身最後のストロークとなったボギーパットを沈めて思ったことは、「このグリーンのストレスから解放される。それくらいフラストレーションのたまる4日間だった」と笑顔を見せた。

最後となる感傷よりも、やりきった充実感が勝る。「いろいろ思っていたところがあったけど、試合をしてみると(そういう感傷は)全然なくて。ある程度やりきったんだなっていう感じがある」。まだ、メジャー大会も2試合残っている。「どこまで楽しめるのかっていうところに気持ちがある」と、残り少なくなった先を見据えた。

「成績は思うような感じではなかったけど、やっぱり魅力のある試合だし、ツアーも年々レベルが上がっている中で、最後の年に4日間戦えたのは良かったと思う。グリーンに苦戦したけど、要所で良いプレーはあったと思う」と総括した。(ニュージャージー州ベドミンスター/今岡涼太)