◇海外メジャー◇全英オープン 初日(20日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7156yd(パー70)

自身20回目となるメジャー大会で、「68」は初日の最少スコア。比較的穏やかな風の中、4バーディ、2ボギーで2アンダー12位とした松山英樹は、「良かったんじゃないですかね」とうなずいた。

左からの横風を受けてティオフする1番(448yd/パー4)は、「全英オープン」で最も難しいオープニングホールの1つ。だが、松山はフェアウェイからの2打目をぴたりとピン上3.5mにつけてバーディ発進。「難しい1番で獲れたのはすごく大きい」と振り返ったが、右手を軽く挙げただけで、鋭い視線は変えなかった。

4番、6番とバンカーに入れてボギーとしたが、「ショットが悪かったら仕方ない」。直後の7番(177yd/パー3)で1.5mを沈めてバーディとすると、以降は一気に加速した。

フェアウェイキープは14分の8で57%。パーオン率は18分の13で72%。9番、15番とバーディを重ね、ピンチらしいピンチは最終18番で2打目がバンカーにつかまったくらい。それも、巧みに1.5mに寄せてスコアに傷を作らなかった。

17番(パー5)は1mのバーディパットを外したが、「(パットは)難しくはないけど、外しましたね」と淡々。細かい修正ポイントは頭にあっても、「それを言い始めたらキリがない。まあ、いいんじゃないですかね」と突き進む。

この日、松山が一瞬強い言葉で反応したのは、“悔しい部分もあるか?”と問われたとき。「それはないです。今の状態なので」。自身の心に一片の曇りも作らないぞ、とばかりに質問をばっさり切り捨てた。(英国サウスポート/今岡涼太)