◇国内女子◇センチュリー21レディス 初日(21日)◇瀬田ゴルフコース 西コース(滋賀県)◇6567yd(パー72)

賞金ランキング66位でシーズン後半戦に入った金田久美子は、大会初日に6バーディ、3ボギーの「69」をマーク。首位と2打差の3アンダー6位タイとし、第1ラウンドを今季自身初となる10位以内でまとめた。

5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」よりショットの矯正を南秀樹コーチに依頼してから「この一カ月はずっといい」と復調気配。この日は、原点回帰を試みたパットとかみ合い、「久しぶりに良いフィーリングで打てた」と4m前後のチャンスを次々と決めた。

イメージしたのは、優勝した2011年ごろのフィーリングだ。パターヘッドの形状とグリップの太さ、グリップの握りを当時と近いものに戻した。「これまでストロークの形ばかりを意識していたけど、状況によって臨機応変に打てるようなった」と、感覚派を自認する本来のスタイルを呼び覚ましたようだ。

悩めるシーズンを送っていることへの負い目がある。前週の月曜日、ウィンドウショッピング中に気に入ったグッチの高級バッグが目に入ったが、「買うような身分じゃないと思って、初めてというくらいガマンした」という。「ベスト10に入れたら買おう!」との誓いを立て、後ろ髪を引かれる思いでショップを後にした。

「自分に自信をつけるためにも、3日間それなりのゴルフをして頑張りたい」。ホールアウト後も、強い西日が差す中でパット練習に時間を費やした金田。自信とともに念願のバッグもゲットしてみせる。(滋賀県大津市/塚田達也)