◇米国男子◇バーバゾル選手権 2日目(21日)◇RTJゴルフトレイル グランドナショナル(アラバマ州)◇7302yd(パー71)

110位と出遅れた石川遼は2バーディ、4ボギー「73」。通算5オーバーの124位で5戦連続の予選落ちを喫した。ショットの精度を高めながらも、グリーン上で苦戦。厳しい結果にも「ショットが良かったのが唯一の救い」と話した。

前半8番で1.5mのバーディパットを外すと苦い表情。すり抜けたボールを拾って素振りを続けたが「速さもあって、滑る感じだった」。この日は前日スポットで使ったセンターシャフトのパターからL字型のエースに戻したが、タッチをあわせられず。「普段の感じで打っていたけど、いつもの倍の1mくらいオーバーした。ジャストタッチでちょうど良かった…」と振り返った。

カットラインを見上げて迎えた前半2番ではボギーが先行も3番からは好機を演出した。しかし「入れようという気持ちが強くなって」と決めきれず。焦りからか悪循環に陥り前日と同じ痛恨の33パットを要した。

ショットに復調の兆しが見えるからこそ、もどかしさが募った。パーオン率は77.78%と好調。右ドッグレッグの前半7番(パー4)では右サイドに構える池を越えて、ティグラウンドから右斜め先のグリーン目がけて1オン狙いで3Wを振り抜いた。

同じルートで1打目を放ったプロアマ戦よりもティの位置は前方に出され、難度は増していた。「(実戦では)さすがに狙えない」と話していたが、ドローボールで放物線を描いてグリーン奥まで運んだ。寄せきれずにパーだったものの「イーグルも欲しかったし。自分のショットの状態が良くなかったら狙ってない」。復調気配を感じるからこその一打だった。

「全英オープン」の“裏開催競技”。フィールドも厚くない中で、結果を出せなかったのが現実だが、次週「RBCカナディアンオープン」に向けて気持ちも切り替えている。「このショットの感じを続けていくのが課題。それ以外のアプローチとか、バンカーとかロブショットとかパットも含めて徐々に練習量を増やしていきたい」と話した。(アラバマ州オペライカ/林洋平)