◇世界選手権シリーズ◇WGCブリヂストン招待 事前情報(1日)◇ファイヤーストーンCC(オハイオ州)◇7400yd(パー70)

奇跡的な逆転勝利を信じた最終日のスタートホールでいきなりOB。1番ホールでトリプルボギーをたたいた「全英オープン」から2週後、松山英樹は3日(木)開幕の「WGCブリヂストン招待」で戦線復帰する。

オープンウィークとした前週は「休んで頭の中を整理しようと思って」休養に努めた。拠点のあるフロリダでキャディバッグを開いたのは3日前の日曜日。「気持ちを切り替えよう、というか。なんにも考えずに」。今週の世界選手権、次週のメジャー最終戦「全米プロ」を終えると、1週を挟んで全4戦のプレーオフシリーズ、世界選抜と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」を迎える。つかの間の休息で、慌ただしいシーズン終盤戦に備えた。

7月31日(月)午後に会場入りした松山は、1日(火)に谷原秀人とイン9ホールを回って久々のラウンドをこなした。「スイング、ショートゲームとイマイチな状態が続いている」と語る。評価は「クラブは錆びていないけれど、自分の腕が錆びている」と自虐的。

今週は昨年の「HSBCチャンピオンズ」以来のWGC2勝目がかかり、現在ポイントレースで3位につけるフェデックスカップレースへの影響も大きそうだが「(プレーオフシリーズで)勝てそうな雰囲気がない。去年の年末くらいの状態だったら『狙います』と言えますけど」。重たい言葉が並ぶ中、最近うれしかったことは「母校(明徳義塾高)が甲子園に行くことくらいですかね…」だそうだ。

「それでも試合はやってくるので、間に合わせたい」とトップ選手としての責務も感じている。ファイヤーストーンCCではかねて「好きなコース。ここで勝ったらカッコいい」と口にしてきた。PGAツアー公式ページの優勝予想では9番目、予選落ちのない4日間大会の初日、2日目はダスティン・ジョンソン、ブルックス・ケプカという直近2年の「全米オープン」王者と同組でプレーする。(オハイオ州アクロン/桂川洋一)