◇海外女子メジャー◇全英リコー女子オープン 3日目◇キングスバーンズGL(スコットランド)◇6697yd(パー72)

予選ラウンドで姿を消した前年覇者アリヤ・ジュタヌガン(タイ)と入れ替わるかのように、今年は姉が優勝争いに名乗りを上げた。9位から出たモリヤ・ジュタヌガン(タイ)が「67」をマークし、通算11アンダーの2位タイに浮上した。

首位のキム・インキョン(韓国)とは6打差あるが、「ゴルフは何でも起こり得るもの。ベストを尽くして良いラウンドをするだけ」と、大逆転のシナリオを信じて最終日を迎える。

ツアー未勝利の23歳にはジュニア時代、リンクスコースの戦いで驚きの逸話がある。当時13歳だった2008年、スコットランドで開催された16歳以下による男女混合の54ホール競技「ジュニアオープンゴルフ選手権」で、女子として初の大会制覇を達成。そのとき1打差の2位にいたのが、当時14歳のジョーダン・スピースだったのだ。

モリヤが言うには、リンクスでのプレーはその時が初めてだったとのこと。「本当に何も分からなくて。とにかく低いボールを打つことと、フェアウェイに置くことだけを考えていた。とても良いプレーができたわ。彼はとてもすごい選手。すごく楽しいプレーだった」と、当時の記憶は鮮明だ。

ちなみに、大会は2年に1度行われ、10年大会は小西健太、12年大会では柏原明日架がモリヤに次ぐ2人目の女性チャンピオンに輝いている。(スコットランド・セントアンドリュース/塚田達也)