◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 事前情報(8日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7600yd(パー71)

米ツアーの公式ホームページの優勝予想番付で、松山英樹が堂々の1位にランクされた。だが仮に前週「WGCブリヂストン招待」で圧巻の勝利を収めなければ、どうなっていただろう。トップに推されていたのは、結局予想2位に収まったロリー・マキロイ(北アイルランド)であった可能性が限りなく高い。

今年のクエイルホロークラブは2016年まで「ウェルズファーゴ選手権」が開催されていたシャーロットエリアの名門コース。マキロイは当地で2010年に米ツアー初優勝を飾っただけでなく、12年にリッキー・ファウラーにプレーオフに敗れて2位、15年には3日目に「61」をマークして2度目の優勝を挙げた。直近の16年も4位に入っている。

「今週は長い間、ずっと楽しみにしてきた週だ。ここに戻ってきたこと、ゴルフの状態が整ってきていることが何よりもれしい」。前週の「ブリヂストン―」では4日間52ホールで300yd以上のドライブを記録。平均飛距離は343.9ydを記録した。クエイルホロークラブは元々の距離が長く、今週は悪天候の予報が続くこともあってロングドライブは大いに歓迎される。「僕のスタイルにぴったり。長くて、狭くない」と自信を深めている。

9年連れ添ったプロキャディのJ.P.フィッツジェラルドと離別し、前週は幼い頃からの友人であるハリー・ダイヤモンド氏をキャディにスポット起用した。自分で残り距離を測り、クラブ選択もひとりで行っている。4月にエリカ夫人と結婚し、5月には用具契約もテーラーメイドに変えた。新生・マキロイが3年ぶりのメジャー制覇に燃えている。(ノースカロライナ州シャーロット)