◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 初日(10日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7600yd(パー71)

2016年まで当地で行われていた「ウェルズファーゴ選手権」で2勝を挙げ、メジャー今季最終戦の優勝候補に挙げられているロリー・マキロイ(北アイルランド)は、1オーバー33位タイと上位発進を逃した。一方、同組でプレーしたリッキー・ファウラーは2アンダーの8位。忘れがたい記憶が残る場所で好スタートを切った。

ファウラーは5番でフェアウェイバンカーからの第2打が出ず、ショートゲームにもミスが出て5オン2パットのトリプルボギー。その後、インの14番で左の池を恐れずティショットをグリーン右まで運んでバーディを奪うなどして挽回した。

2010年にマキロイが初優勝したのがこのクエイルホロークラブ。ファウラーが12年に飾った初勝利も、同じコースでの「ウェルズファーゴ選手権」だった。当時、三つどもえとなったプレーオフ。その相手は、初日に3位タイにつけたD.A.ポインツ、そしてマキロイだった。

3年ぶりのメジャー制覇を目指すマキロイがやや出遅れ、「バミューダ芝が(ウェルズファーゴ選手権と)まったく違う。スピンがかからない。左のラフから以前ならフックをかけてグリーンに乗せていたのが、きょうはそのまま右のバンカーに入った」と今大会に合わせたコース改修を嘆いたのに対し、ファウラーは「ここで初めて勝ったことはもちろん、何度も良い成績を収めてきた。僕に合っているコースだと思う。特にパッティングをよく決めてきたはずだ」と納得の表情を見せた。

22歳のジョン・ラーム(スペイン)を含めた3サムにも「本当に楽しい。ロリーとは何年も一緒にプレーしてきた。互いに刺激し合ってプレーしたい」と意欲は増すばかりだ。(ノースカロライナ州シャーロット/桂川洋一)