◇国内女子◇マンシングウェアレディース東海クラシック 2日目(16日)◇新南愛知CC美浜コース (愛知)◇6397yd(パー72)

「これを入れないと予選は通れない」。悲壮な覚悟で挑んだ土砂降りの最終18番。1mのパーパットを外し、ボギーで終えると松田鈴英は思わず天を仰いだ。アテストを終わり、物陰に隠れると思わず座り込み涙を流した。

「自分に腹が立ったし、情けなかった。感情がこみあげてきて」。2日目は2バーディ、5ボギーの「75」でプレーして、通算2オーバー。ホールアウト直後は55位タイで予選落ちを覚悟したが、終わってみればカットライン上の45位タイに続き、プロテスト合格から出場7試合にして初の予選突破を決めた。

「全然うれしくないが、結果的に予選を通れたのはよかった」と重責を果たしたように笑顔で振り返った。7月末のプロテストでは勝みなみや新垣比菜をおさえてトップ合格を果たし注目を浴びた。しかし、ここまで出場した6試合中3戦で1打及ばず予選落ち。今週は初めて父・直樹さん、母・弘子さんの2人が観戦し、「いいところを見せたい」と気持ちも高まっていたという。

プロテスト合格後、6週連続でレギュラーツアーに参戦しているが「あっという間でした。疲れもなくて楽しい。毎週出たいです」と、はつらつとした表情。それでも疲労を考慮し、50度、54度、58度のウェッジ3本のシャフトを10gずつ軽量化するなど工夫を重ねて結果につなげた。

台風18号の影響で決勝ラウンドの開催は不透明ながら、「アンダーパーで回りたい。耐えるゴルフでいきたい」と意欲。ホールアウト後は雨の中、1時間以上もパッティング練習を繰り返し、初めて迎える最終日に備えた。(愛知県美浜町/玉木充)