2017年も、緑の芝の上でさまざまなドラマが生まれた。光と影、風を感じながら、フォトグラファーたちは二度と繰り返されることのない瞬間を切り取ってきた。GDOとともに国内外を渡り歩いたプロフェッショナルが選んだ今年の3枚。5回目は和田慎太郎カメラマン編(おまけの2枚あり)。

<001 2017年 全米オープン 3日目 松山英樹>
世界の壁は本当にとてつもなく分厚く高い。だが彼はその壁を越えようと、壊そうと必死に闘っています。笑顔でいる時もありますが、半分いやそれ以上に苦しんでいるのではないでしょうか。ただ彼は悔しくても必ず大きく成長し、日本のゴルフの歴史を変えてくれるんだと思います。いつか両手を高々と挙げて歓喜するとき、ファインダーからその瞬間の絵を切り取りたい。

<002 2017年 LPGAツアー選手権リコーカップ 初日 鈴木愛>

賞金女王になった後、改めて写真を見返したとき、そこに映る一人の女性が一回り逞しく凛々しく見えた。彼女は今年、人一倍ゴルフ場に残り練習をして努力を積み重ねた。日本人に賞金女王の栄冠を取り戻した彼女。来年もさらなる飛躍を期待し、この写真を選びました。






<003 2017年 ダンロップフェニックストーナメント 最終日 松山英樹>

日本、アメリカ、イギリス問わず、ギャラリーがたくさんいると選手だけではなく、その中で撮影するフォトグラファーもなぜか興奮してしまう。それは私だけなのかな?もう少し日本の男子にも人気が戻ってくるのを期待している。やはりたくさんのギャラリーがいて、その中を歩く選手だからこそかっこいい。

<004 ワールドレディス選手権 サロンパスカップ 初日 レキシー・トンプソン>

男性も女性もそうだが外国人選手の規格外なパワーには本当に圧倒されてしまう。積んでいるエンジンが違うのだろう。ただどの選手もハードスケジュールの中、日本に来てギャラリーを沸かせてくれるのは間違いない。

<005 2017年 ダンロップフェニックストーナメント 初日 松山英樹>

普段からゴルフの写真を撮影していて、ニュースに使用された一枚です。私の中ではとても変化球の一枚でしたが、一緒に仕事をした記者から意外にもOKが出て嬉しかったのを覚えています。使いたくても、それが記事に合わないような写真であれば使ってもらえないし。ただ、私の写真と記者さんの記事がマッチングしたときは、本当にその日が充実した気持ちになる。