テレビ東京で2021年4月から新設される「サタドラ」枠の第1弾は、本仮屋ユイカ主演のラブサスペンス『私の夫は冷凍庫に眠っている』(4月10日(土)スタート)。妻が夫を殺して冷凍庫に入れたはずが、なぜか夫が生きているという過激な設定の本作に出演する本仮屋さんと白洲迅さんに、現場で起きた衝撃事件や共演を通して変わったお互いの印象などを伺いました。

◆夫を殺める妻と、殺されたはずなのになぜか生きている夫。難しい役どころだったと思いますが、お2人はどのように役作りをされたのでしょうか?

本仮屋:今まで私は明るい役を演じることが多かったので、今回は正反対の人間性を自分の中に探しながら演技として出し続ける日々でした。夏奈(本仮屋)のサイコな雰囲気の女にリアリティーを持たせることを意識して、“衝動”や“本能”に結び付くようなアプローチを心掛けました。夏奈という人間はどんな人間なのか、自分の心をかき立てるために、撮影中に感じたことをとにかくノートに書き留めていました。

 

白洲:僕は、今回に関しては現場に入ってから感じるものや監督が要求するものをトータル的に軸立てて、現場で少しずつ役を作っていきました。

 

◆ハードなシーンが多かったと伺いましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

白洲:とても良かったんじゃないでしょうか。本作のストーリー的に張り詰めた空気感の中での撮影が多かったんですが、その空気感も出演者やスタッフ皆で作り上げられたと思います。

 

本仮屋:亮(白洲)と夏奈のシーンは緊張感のある撮影が続いていたんですけど、私と白洲さんはそういうシーンが終わるたびに「私たちいい芝居したよね!」と自画自賛していました。その振り返りの時間がめちゃくちゃ幸せでした(笑)。

 

◆共演を通じて変わったお互いの印象を教えてください。

本仮屋:白洲さんはクールなできる男のイメージだったんですけど、実際お会いしてみると本当に良い人でした! “良いヤツ”って感じで(笑)。ハートが熱くて、私の想像以上にお芝居が好きなんだなと思いました。白洲さんにはそういう熱い男のイメージはなかったのですごくうれしいギャップでした。

 

白洲:ありがとうございます(笑)。共演前の本仮屋さんの印象は、やっぱり清純派なのかなと。本仮屋さんと初めてお会いしたのは打ち合わせの時だったんですけど、その時に着ていた私服が僕と何となくかぶっていたんですよ。それに対して本仮屋さんがものすごく元気に、面白いくらい喜んでくださって。こんなに元気な方だとは思っていませんでした(笑)。

 

本仮屋:白のタートルネックね! 相手役の方と初めて会った日におそろいの服装だなんて、私その時に運命感じたんです! これは最高な作品になる予感がすると思いました。

 

白洲:そういうピュアなところが、とってもかわいらしかったです。先ほど本仮屋さんが僕に言ってくれたことなんですけど、僕も本仮屋さんはすごくお芝居が好きな人なんだと思いました。ここまで誠実に真正面から僕のお芝居を受け止めてくれる人ってなかなかいないからとてもうれしかったですし、日々響き合うことができたことに本当に感謝しています。

 

本仮屋:こちらこそありがとうございます。

 

白洲:僕をはじめ、監督やスタッフの皆さんも本仮屋さんの一生懸命で真正面からぶつかる姿に心動かされたと思います。主演として現場を引っ張ってもらいました。

 

◆作品のテーマにちなみ、撮影現場で起きた衝撃的な事件を教えてください。

本仮屋:とにかく寒い日の撮影だったんですけど、ある日、現場の灯油が底を尽きたんです。それで3時間くらい灯油切れの時間が続いて、使い捨てカイロもあと2枚しかなくて。本当に寒すぎて「亮が凍る前に夏奈が凍る!」と思いました(笑)。

 

白洲:そんなことがあったんだ(笑)。

 

本仮屋:あったよ!(笑)浅田美代子さんも斉藤由貴さんも「寒い〜!」って!

 

白洲:それで言えば、海岸のシーンも衝撃的な寒さだったよね(笑)。風が強すぎてその場所では撮れませんって。

 

本仮屋:あれは寒かったね。

 

◆特にお気に入りのシーンはありますか?

本仮屋:私はラストシーンかな。白洲さんと2人で大変なシーンを乗り越えてきたから、最後にあのお芝居ができた。2人の信頼関係あってこそのお芝居ができたことに手応えを感じました。

 

白洲:僕もラストシーンです。2人でもがきながら作り上げたから生まれた、台本を読んだ段階では想像しえなかったシーンになっていると思うので。最後の夏奈の表情に、ぜひとも注目してほしいです。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

本仮屋:テレビ東京の新しいドラマ枠で新しい挑戦を、第一線で活躍するプロが結集して作った作品です。皆さんの期待を裏切らないものになっていると思いますのでぜひご覧ください!

 

白洲:幸せなシーンや怖いシーンの中にある、2人の複雑な表情を見ていただきたいです。見るたびにいろんなことに気づくことができる作品だと思うので、ぜひ何度でも楽しんで見てもらいたいです!

 

PROFILE

●もとかりや・ゆいか…1987年9月8日生まれ。東京都出身。A型。最近の出演作に『マイラブ・マイベイカー』『片恋グルメ日記』、舞台「オリエント急行殺人事件」など。

 

●しらす・じん…1992年11月1日生まれ。東京都出身。A型。最近の出演作に『僕らは恋がヘタすぎる』『6 from HiGH&LOW THE WORST』など。4月スタートのドラマ『リコカツ』(TBS系)に出演。

 

番組紹介

サタドラ『私の夫は冷凍庫に眠っている

テレビ東京系

2021年4月10日(土)スタート

毎週(土)後11・25〜

 

<スタッフ&キャスト>

原作:八月美咲(エブリスタ)

脚本:大谷洋介、本山久美子、御法川修

監督:御法川修

出演:本仮屋ユイカ、白洲迅、青柳翔、おかやまはじめ、浅田美代子、斉藤由貴ほか

 

<イントロダクション>

郊外の古い洋風の一軒家で輸入家具や雑貨を取り扱ってひっそりと暮らしていた如月夏奈(本仮屋)は、数か月前に偶然知り合った婚約者・佐藤亮(白洲)と一緒に暮らし始め、穏やかで幸せな時間を送っている…はずだった。しかし亮がある日豹変。夏奈に暴力を振るうように。暴力に耐え続けてきたある日、 夏奈は耐え切れず、衝動的に亮を殺してしまう。情事の後、ほろ酔い状態の亮の首を絞め…夏奈はその死体を物置の古い冷凍庫に隠した。

 

翌朝。自由な生活が始まる、そう思っていた矢先のこと、なんとそこには「おはよー」と普通に現れた亮の姿が。昨夜殺したはずなのに…冷凍庫に眠っているはずなのに…! 目の前の亮は確かに存在している。一体どういう事なのか…? 男女の心の内をえぐり出す、衝撃のラブ・サスペンスドラマ。

 

<WEB>

公式サイト: https://www.tv-tokyo.co.jp/watashino_otto/

 

公式Twitter:https://twitter.com/tx_satadora

 

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●text/山村千晴