ヨガインストラクターの娘・沢田杏花(上野樹里)と、辞書編纂者の父・林太郎のダブル婚活を描くドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(TBS系 毎週火曜 午後10時〜10時54分)。林太郎の担当編集者・児玉千尋を演じる武田玲奈さんがドラマの見どころや自身の恋愛観を話してくれました。

 

◆千尋は辞書出版部に勤めている編集者です。キャラクターとしてはどんな印象ですか?

辞書を作っている女の子っぽく、真面目で控えめな印象を受けました。でも若者言葉は知っているし、同世代の女性と同じような感覚や、それなりに恋愛経験もあって。仕事だけではなくプライベートにも力を割いているという部分は、私も共感できるところです。

 

◆辞書の編集という仕事に対するイメージは?

実際に辞書を作っている編集部の見学もさせていただきました。チラッとパソコンを見たら、漢字の部首の角度を調整されていたりしていて。細かいディテールまでこだわって作っていらっしゃるんだなと感じました。辞書なので文字数もすごく多いし、大変な作業なんだろうなと思いました。

 

◆千尋が担当する林太郎さんに関してはどんな印象ですか?

やっぱり辞書の編纂に携わるぐらいですから、言葉には敏感ですよね。疑問に思った言葉を調べたり、女子高生たちの会話を聞いていたり。まぁ変わり者ではあるんですけど(笑)、それぐらい夢中になって周りが見えなくなる感じはすてきだなと思います。

 

◆もし林太郎みたいなお父さんがいたら?

何か楽しそうだなって。生活能力がゼロなので、一緒に暮らすのは大変だと思いますけど(笑)。雰囲気とかは結構、松重さんご本人と重なる部分もあるような気もしています。

 

◆武田さん自身、実際のお父さんとの関係はどんな感じですか?

杏花さんと林太郎さんに負けないぐらい仲がいいと思います。父はわりと何でも、料理や掃除もするので生活能力もありますし(笑)。普段から気軽にいろいろ話しますよ。仕事のことや旅行の話、恋愛の話もしますし。「へぇ〜、いいね!」って、嫌な顔一つせずに聞いてくれます。

 

◆理想のお父さんですね。もし一緒に婚活するなら、できそうですか?

それはちょっと、別でお願いしたいですね(笑)。最初にこのドラマのお話を聞いたとき、親子でダブル婚活するなんてすごいなと思ったんです。一緒に婚活できるぐらい仲がいいってことなんでしょうけど、自分の身に置き換えたら恥ずかしくて(笑)。でも奥さんを亡くしている林太郎さんみたいな立場だったら婚活してもいいし、応援もできると思います。

 

◆“婚活”がテーマの作品ですが、武田さん自身、結婚や恋愛においてはどんなところを大事にしたいですか?

一緒にいて落ち着くこと、ですかね。価値観は、ある程度一緒であれば。例えば映画好きだけど好きなジャンルは違う…みたいな、そのぐらいの違いならいいかなって思います。よく恋愛と結婚は違うというようなことが言われますが、私は恋愛の先に結婚があってほしいなという願望がありますね…まだ(笑)。

 

◆このドラマの中で、個人的にいいな、気になるなというところはありますか?

杏花さんの職業的に、結構ヨガの描写が出てくるんですけど。私も以前たまにやっていたので、久しぶりにやりたいなと思いました。ただ、役柄的にヨガをやるチャンスはなさそうなので、プライベートで行こうかなと思っています。

 

◆では、個人的に持続可能なこと、ずっと続けていきたいと思うことは?

定期的にフィットネスジムに通おうと思って、今年の頭から通い始めたんです。普段ほとんど運動しないので、体型の引き締めや体調管理も含めて役に立てばいいなと思って。今のところ週1回は行けているんですが、それぐらいのペースでも筋肉が付いて健康的な日々を送れている気がするんです。なので今後も続けていけたらいいなと思っています。

 

◆武田さんの中で、持続可能になるための条件というのはどんなことだと思いますか?

家から近いことかな(笑)。ヨガに行かなくなったのも、家からちょっと遠かったというのが大きかったので。その点、ジムは家から近いので続けられる気がしています。距離が大事なんでしょうね、私の場合(笑)。

 

◆もしかしたら恋愛に関しても距離が大事なのでは?

確かにそうかもしれません。私はある程度近い方が続く気がします(笑)。

 

◆他に興味のあること、新しく始めたことはありますか?

最近、ドラムを始めました。友達が習っていて、いいなと思って。楽器は何も弾けないので、何か一つぐらいと思って私も挑戦することにしました。

 

◆楽器経験ゼロの人は、まずどこから始めるんですか?

マイスティックを買って、エイトビートの練習から始めました。最初はスタジオを借りたりもしたんですが、友達が電子ドラムをプレゼントしてくれたので今はお家で叩けています。家だったら移動しなくていいので、私にとってはもってこいの環境で(笑)。先生には1回だけちょっと教わりましたけど、そこからはもう自分1人でやっています。

 

◆ステージに立ってみたい、ライブで演奏してみたいというような目標はありますか?

そこまではさすがに(笑)。いいストレス発散になるので、趣味として楽しめたらいいなというぐらいです。今2曲ぐらい叩けるようになって、せっかくなのであと何曲かできるようになりたいと思っています。

 

◆では最後に、このドラマの見どころを教えてください。

千尋的には、林太郎さんの恋に対して“頑張れ!”とまではいかないですけど、一応の応援はしている感じがあって。なので、林太郎さんの婚活話を聞いて「そんなことがあったんですね…ふふふ」みたいな感じで(笑)、一緒に見守っていただけたらと思います。父親だから、娘だからという立場を気にせずに、最終的には登場人物みんなが自分のやりたいことをやれて、幸せになることを願っています。

 

 

PROFILE

武田玲奈
●たけだ・れな…1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。2015年、映画「暗殺教室」で女優デビュー。最近の出演作にドラマ『おいハンサム!!』『ムショぼけ』『おじさまと猫』、映画「真・鮫島事件」「劇場版 おいしい給食Final Battle」など。『異世界居酒屋「のぶ」Season2〜魔女と大司教編〜』(WOWOWプライム)が5/27(金)よりスタート。

 

番組情報

『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』
TBS系
毎週火曜 午後10時〜10時54分

 

STAFF&CAST
脚本:吉澤智子
演出:土井裕泰、山室大輔、小牧桜、加藤亜季子
プロデューサー:中島啓介、吉藤芽衣

 

出演:上野樹里、田中圭、磯村勇斗、ゆりやんレトリィバァ、水崎綾女、清水くるみ、武田玲奈、鈴木康介、榊原有那、鈴木楽、伊勢志摩、柚希礼音、八木亜希子、井川遥、松重豊 ほか

 

<ストーリー>
沢田杏花(上野樹里)は、生活能力ゼロの父・林太郎(松重豊)の世話をしながらヨガインストラクターとして独立することを夢見ていた。ある日、杏花は独立のノウハウを学ぶため、起業セミナーを受講。そこで出会った東村晴太(田中圭)と意気投合し交際を申し込むが、シングルファーザーの晴太からは「友達になりませんか?」と提案されてしまう。いっぽう、亡き妻の遺品整理をしていた林太郎は離婚届を発見。ショックを受けた林太郎は杏花に向かい、一緒に婚活しようと言いだす。

 

●photo/干川修 text/小山智久