ハンバーガーストリート・松原好秀の「週末はハンバーガー」 第37回「ARMS」

 

桜は開花したものの、その後、冬のような寒さが続く東京。でも春はもうすぐそこまで来ているーー。今日は春に超おすすめの「花見ができるハンバーガーショップ」をご紹介しよう。

 

身構えずリラックスして食べられるこの絶妙な軽さ!

代々木の「アームズ」は今年創業12年目を迎える都内ハンバーガーショップの人気店だ。代々木八幡の駅前にテイクアウトとデリバリーの専門店、そして代々木公園に続く「代々木小公園」の向かいにレストランを構える。初夏は新緑、秋は紅葉と、四季の移ろいを眺めながら、のんびり食事が楽しめる好ロケーションだ。

 

花見の特等席は公園に面した窓側だろう。季節がよくなると、お手製の木の窓が全開に開け放たれて心地よい。”ARMS”という店名は、オリジナリティあるものをすべて自らの「腕」で作りたいという店主岩田さんの思いから付けられた。

↑ツナ、ベーコン、チェダーチーズが入った「アームズサラダ」(1285円)。イタリアンドレッシングをかけて、楽しく数人で取り分けたい↑ツナ、ベーコン、チェダーチーズが入った「アームズサラダ」(1285円)。イタリアンドレッシングをかけて、楽しく数人で取り分けたい

 

名古屋出身の岩田さん。栄の伝説的名店「UPTOWN DINER」で働いた後、上京して本郷の「FIRE HOUSE」で店長を務めた。2匹のレトリバーの飼い主でもある。散歩コースはもちろん代々木公園。

↑ホウレンソウを炒めるガーリックが芳ばしい「ポパイバーガー」(1188円)。細かな挽きの肉の繊維が舌先をサラリとかすめ、マスタードが底で酸味をキュッと利かせる↑ホウレンソウを炒めるガーリックが芳ばしい「ポパイバーガー」(1188円)。細かな挽きの肉の繊維が舌先をサラリとかすめ、マスタードが底で酸味をキュッと利かせる

 

アームズのハンバーガーの特徴は、ふんわりとやわらかなその食べ口にある。身構えず、軽くリラックスして食べられるのが何よりの魅力だ。バーガーメニューは16品。パティのサイズは120グラム。ふっくらとソフトなバンズは裏をさっくり強めにトースト。トマトとオニオンがカクテルサラダのように角に切ってあり食べやすい。ヘンに飾らない、でもポップなバーガー。こういう軽さを表現できている店が案外と少ない。

 

日本のバーガーの風流……秋はマックの月見バーガー、そし春はアームズで「花見バーガー」が新定番! 満開の桜を見ながらぜひハンバーガーを!

 

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― shop data ―

所在地:東京都渋谷区代々木5-64-7

アクセス:東京メトロ千代田線 代々木公園駅歩6分

オープン:2005年8月18日

営業時間:11:00〜22:30

定休日:月曜日(祝日営業、要確認)

 

写真/新井由己、松原好秀