コンビニでもおいしいコーヒーが買える時代になりましたが、どうせなら自宅でおいしいコーヒーが飲みたいですよね。とはいえ、コーヒーメーカーを買うのはハードルが高い……。

 

そんな方にピッタリなのが、コロンビア流コーヒーの淹れ方。本稿では、コーヒー大国コロンビア在住の筆者が、自宅で絶品コーヒーを淹れるポイントをお伝えします。

 

コロンビアで独特のコーヒーの淹れ方が生まれた背景

コロンビアでは、コーヒーメーカーを持っている家庭はそんなに多くありません。外のパン屋、もしくは売店で1000ペソ(40円)払ってコーヒーを飲むのがポピュラーです。

 

自宅でコーヒーを飲むときは、伝統的なコーヒーの淹れ方をします。それは「Café chaqueta(カフェチャケタ)」です。

 

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そもそもコロンビアにおいてコーヒーは、外貨を稼ぐための一大輸出産業。

 

質の高いコーヒー豆は海外への輸出に回し、コロンビア人自身は輸出商品としての基準に満たなかった質の低いコーヒー豆でコーヒーを淹れてきた歴史があります。

 

そのため、質の低いコーヒー豆でもおいしいコーヒーを飲めるようにと、創意工夫のある淹れ方が誕生したのです。

 

もちろん、現在は安定した経済成長で国が豊かになり、コロンビア人自身も質の高いコーヒー豆を購入するようになっています。

 

しかし、「Café chaqueta」はいまでもコロンビア人に大人気。早速、この淹れ方をご紹介しましょう。非常に簡単なので、誰にでもできますよ。

 

自宅で簡単にできるコロンビア流コーヒーの淹れ方

まず、シナモン、パネラ(サトウキビの砂糖を固めたもの)、コーヒー豆を用意します。このパネラは日本では手に入りにくいので、黒糖で代替えしてもいいでしょう。

 

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お湯を沸騰させてパネラとシナモンを入れます。パネラがお湯に溶けきるまで煮続けます。シナモンのいい香りが非常にそそります。筆者はミニマル主義的なためフライパンを使っていますが、みなさんは鍋を利用してくださいね!

 

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続いて、コーヒー豆を入れて、3〜4分煮ます。

 

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最後に布のフィルターでコーヒー液をこします。ちなみにコロンビアでは、布のフィルターを使ってコーヒーを淹れる家庭がほとんどです。

 

この「Café chaqueta」はパネラとシナモンをコーヒーに足し、甘く仕上げるところがポイント! 一口飲むだけでも元気になります。

 

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「Café chaqueta」を朝の眠気覚ましに一杯飲みトースト、スクランブルエッグを頬張りながら、いそいそと会社に出勤するコロンビア人は多いです。もちろん筆者も、「Café chaqueta」を一杯飲んでから執筆に取りかかっています。

 

朝の眠気覚ましに、ぜひみなさんもこの「Café chaqueta」を試しに淹れてみてください。ドハマりするかもしれませんよ!