ポータブル用途や大きな音を出せない環境でのリスニング需要が高まるなか、高級ヘッドホンが人気となっています。特に、2万円〜5万円台の価格帯は、メーカー各社の売れ筋モデルが集まる激戦区。そこで今回は、5万円以下の高級ヘッドホンのなかから、人気の高い定番モデルをピックアップして聴き比べを行い、音質をレビューしていきます。いずれもハイクオリティなサウンドのヘッドホンばかりですので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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【今回試した機種】

・ゼンハイザー「HD650」

・AKG「Q701」

・ソニー「MDR-1A」

・オーディオテクニカ「SOLID BASS ATH-WS1100」

・FIIL「FIIL Wireless」

 

レビューを行ったのは、オーディオライターの山本 敦さん、e☆イヤホン秋葉原店 店長の”ゆーきゃん”さん、編集部オーディオ担当の一條 徹の3人。いずれも、普段使用しているオーディオプレーヤーやスマートフォンを持参し、聴き込んだ音源を試聴しています。

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【使用したプレーヤー&よく聴く音楽ジャンル】

山本:オンキヨー「グランビート」→よく聴く音楽は「和ロック・ポップ、90年代米ロック」

ゆーきゃん:Apple「iPhone 7」→よく聴く音楽は「CLUB、HIP-HOP、ポップス」

一條:Astell & Kern「AK70」→よく聴く音楽は「歌謡曲、80年代アイドル」

 

20170804-i03 (8)↑山本 敦さん

 

いずれも実力派揃いの定番ヘッドホン

1.ハイエンドヘッドホンの代名詞「HD650」

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ゼンハイザー「HD650」(e☆イヤホン販売価格4万5739円)

●形式 : 開放型●再生周波数帯域 : 10Hz〜41kHz●インピーダンス : 300Ω●感度 : 103dB●許容入力 : 500mW●ケーブル長 : 3.0m●質量 : 260g(ケーブルを除く)

独ゼンハイザーが2003年に発売した、ハイエンドヘッドホンの代名詞ともいえるモデル。豊かな中低音の響きに定評があり、あらゆる音楽ジャンルに高水準に再現するオールマイティーなサウンドが楽しめます。

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2.有名音楽プロデューサーとのコラボから生まれた「Q701」

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AKG「Q701」(e☆イヤホン販売価格3万1833円)

●形式 : 開放型●再生周波数帯域 : 10Hz〜39.8kHz●インピーダンス : 62Ω●感度 : 93dB●ケーブル長 : 3.0m/6.0m●質量 : 235g(ケーブルを除く)

オーストリアの名門ブランドAKG(アーカーゲー)のリファレンスヘッドホン「K701」をベースに、米国を代表する音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズとコラボしたモデル。「Two-layer(二層)ダイアフラム」や「バリモーションシステム」により、透き通った洗練のサウンドを実現しています。

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20170804-i03 (11)↑e☆イヤホン秋葉原店 店長のゆーきゃんさん

 

3.100kHzの超高域まで対応する「MDR-1A」

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ソニー「MDR-1A」(e☆イヤホン販売価格2万6600円)

●形式 : 密閉型●再生周波数帯域 : 3Hz〜100kHz●インピーダンス : 24Ω●感度 : 105dB●許容入力 : 1500mW●ケーブル長 : 1.2m●質量 : 225g(ケーブルを除く)

ハイレゾ再生に対応するソニーの人気モデル。広帯域再生を実現する新開発40mmドライバーユニットにより100kHzまでの再生が可能。前モデルより進化した「アルミニウムコートLCP振動板」は、「MDR-Z7」などの上位モデルにも採用されています。

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4.新時代のハイレゾサウンドを目指す「SOLID BASS ATH-WS1100」

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オーディオテクニカ「SOLID BASS ATH-WS1100」(e☆イヤホン販売価格2万3400円)

●形式 : 密閉型●再生周波数帯域 : 5Hz〜40kHz●インピーダンス :38Ω●感度 : 100dB●許容入力 : 1000mW●ケーブル長 : 1.2m●質量 : 281g(ケーブルを除く)

オーディオテクニカの重低音シリーズ「SOLID BASS」のフラッグシップモデル。重低音とハイレゾ再生を両立する「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」により、迫力のある重低音からハイレゾの超高域までクリアに再生します。

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5.ノイズキャンセル機能を備えた「FIIL Wireless」

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FIIL「FIIL Wireless」(e☆イヤホン販売価格2万3650円)

●形式 : 密閉型●再生周波数帯域 : 10Hz〜40kHz(有線接続時)●インピーダンス :32Ω●感度 : 110dB●質量 : 280g(ケーブルを除く)

中国の新進オーディオブランド「FIIL」のワイヤレスヘッドホン。付属のオーディオケーブルを使用することで、ハイレゾ対応の有線ヘッドホンとしても使用可能。周囲の騒音を低減するノイズ・キャンセル機能も備えています。Bluetooth接続時は、ハウジング部のタッチコントロールパネルで音量の調節や曲送り/曲戻しなどの操作が可能。

※今回の試聴では有線接続で使用し評価しています

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それぞれに個性を持ったヘッドホンなので、ぜひ一度試聴してみることをオススメしますが、ロックや打ち込み系の曲をよく聴くなら低音が効いた「HD650」や「ATH-WS1100」、女性ボーカルが好きなら高域のきれいな「Q701」、色々なジャンルの曲を聴くならオールマイティーな「MDR-1A」や「FIIL Wireless」をチェックしてみて下さい。

 

イヤホン & ヘッドホン専門店 「e☆イヤホン」

今回、企画に協力頂いたe☆イヤホンは、東京・秋葉原、渋谷と、名古屋、大阪・梅田、日本橋の6店舗を構える国内最大級のイヤホン&ヘッドホン専門店。店内取扱アイテムは約2万4000点オーバーで、常時 新品約4000機種以上/中古約4000機種以上試聴が可能です。また、国内外のオーディオ製品の新品販売はもとより、独占先行取扱モデルや、オリジナル商品の企画/開発及び販売も行っているほか、修理やチューンナップ、中古買取/中古販売も実施。店内は、イヤホン & ヘッドホンのビギナーからハイエンドユーザーまで、幅広いユーザーで賑わっています。

↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)↑e☆イヤホン秋葉原店(1F外観)

 

このほか、世界初のオーダーメイドイヤホン“カスタムIEM”の店舗も展開しており、耳型採取から対応可能。一般のユーザーをはじめ、プロミュージシャンや著名アスリートなど、多くの顧客に利用されています。

 

また同社が主催する大規模オーディオイベント「ポタフェス」も日本各地で開催。直近の「ポタフェス2017」(秋葉原)では、2日間の開催期間中、約5万6000人が来場するなど、盛況となっています。

↑ポタフェス2017の会場の様子↑ポタフェス2017の会場の様子

 

e☆イヤホン 秋葉原店
住所:東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル4F
営業時間:11:00〜20:00
休日:無休
TEL:03-3256-1701

http://www.e-earphone.jp