ソニーネットワークコミュニケーションズは、先日MVNOサービス「nuroモバイル」において、「Xperia XZ Premium」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)の取り扱い、またあわせて「Xperia限定 プレミアム帯域オプション」の提供を開始しました。「Xperia XZ Premium」は2017年夏に発売されたハイエンド端末。4K HDR対応ディスプレイと、1秒960コマで記録するスーパースローモーションの撮影ができます。また、ハイレゾ音源の再生、およびデジタルノイズキャンセリングに対応しており、おサイフケータイの利用やフルセグの視聴も可能です。nuroモバイルで取り扱うのはディープシーブラックのみで、1万3000台の限定販売となります。

 

 

外装はグローバル版と同じで、背面には「Xperia」ロゴのみ。キャリア専用のアプリは入っておらず、ソニーモバイルとしてのアプリとnuroモバイルのアプリがプリインストールされているとのこと。SIMフリー端末ですが、他社のSIMによる動作確認はしていないとの説明がありました。

20171130_nuro-02↑「Xperia XZ Premium(ディープシーブラック)」

 

↑背面は「Xperia」ロゴのみ

 

Xperia XZ Premium専用の帯域が利用できる

Xperia XZ Premiumの販売にあわせて提供される「Xperia限定 プレミアム帯域オプション」とは、Xperia XZ Premiumのユーザーのみが契約できる専用の回線です。nuroモバイルの他端末を利用するユーザーは加入できません。また専用回線では、アップロードをカウントしない「アゲ放題」も提供されるため、高画質で撮影した画像や動画をSNSなどに快適にアップロードできるとのことです。

 

会場でもプレミアム回線でのスピードテストを試すことができましたが、電波の状態があまりよくない場所とのことで、計測結果ははっきりしませんでした。しかし、全国のソニーストアでデモを試せるとのことですので、体感したい方は店舗へ出向くと良いでしょう。ソニーネットワークコミュニケーションズ モバイル事業部門長の細井邦俊氏によると、大量のアップロードで帯域を占有しているユーザーがいた場合、ゆるやかに制限することがあるとのこと。また、ダウンロードで契約しているデータ容量を使い切った場合もアップロードが遅くなるそうです。ユーザーに対して公平に快適な通信を提供するための施策です。

 

気になる料金ですが、端末代金は36回割賦購入の場合2685円/月(初回のみ5819円)、一括購入の場合は9万9800円です。料金プランは3種類用意されており、端末を36回割賦で購入した場合の月額料金は次の通りです。プレミアム帯域オプションを付けない「リーズナブルプラン」は、1年目月額2980円から。プレミアム帯域オプション付きの「ベーシックプラン」なら1年目は月額3980円から提供されます。さらに端末保証サービスを付けた「ベーシックPlusプラン」は1年目は月額4480円で加入できます。すべてのプランは音声通話付き、データ容量は2GBです。その他、割引オプションが用意されています。

 

SONY DSC↑料金プランは3種類から選択できる

 

MVNOでも高品質な端末を持ちたい層に

同社執行役員SVP・渡辺潤氏は、「MVNOについてお客様の声を聞くと、もっと速くて安定した回線を使いたいという声が非常に強い。そのため今回は思い切って専用の帯域が使えるプランを提供することにした。それにふさわしい端末としてXperia XZ Premiumを用意した」と、ハイエンド端末で高速回線を活用してほしいという考えを明かしました。

 

SONY DSC↑ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 執行役員SVP 渡辺潤氏

 

会見では、タレントの若槻千夏さんが片岡鶴太郎さんにヨガを教わり、その画像を自身のInstagramにアップロードする様子が披露されました。また、ボクサーの井上尚弥さんと片岡鶴太郎さんがスパーリングする様子を若槻千夏さんが動画撮影し、スローモーション撮影が簡単であるというデモンストレーションも行われました。

SONY DSC↑Xperia専用回線開通式としてテープカットが行われた

 

 

価格競争も膠着したMVNO市場に、ハイエンド機とのセット契約、専用回線の用意という独自路線を歩みだしたnuroモバイル。専用回線ゆえの安定した通信速度で、最高級の端末を快適に扱いたい人は検討してみてはいかがでしょうか。