ダイエットのためにお米を食べない、もしくはお米を豆腐やカリフラワーなど他のものに置き換えるという制限を行う人がいます。そんな代用米のひとつとして、最近はオートミールが話題ですが、どのようなものなのでしょうか。

 

いろいろな代用米

ダイエットを決意する際、多くの人が、まずは白米の量を減らそうとします。これは、糖質が多く含まれる白米が太る原因になっていると考え、控えようとするからでしょう。そして、お米の主食を減らしたら、代わりの主食が必要になります。

 

今までも色々な食材がお米を代わりに使われてきました。筆者自身も、粒こんにゃくやカリフラワーをお米に混ぜてみたり、お茶碗に豆腐を入れてみたり、回転寿司店で細切り大根の上に具が乗っている巻き寿司を食したりといろいろな方法で試みましたが、どれも手間がかかったり、予算オーバーになったりと、なかなか長続きしませんでした。

 

超手軽なオートミール

そこに現れたのが、オートミールをお米の代用として使う「オートミールの米化」という方法です。オートミールはグラノーラの原料でもあるオーツ麦を脱穀したもので、お湯をかけるだけですぐに食べられるという優れものです。ヨーロッパでは柔らかくおかゆ状にし、フルーツを乗せて朝食に用いたりと愛食されているものです。

 

そして『オートミール米化ダイエットレシピ』(これぞう・著/学研プラス・刊)には、独特のレシピが載っていました。通常より少ない水の量でオートミールを電子レンジで調理するというものです。この方法だと、お米に近い形状のものができあがるのです。

 

お米に似せたオートミール

実際に食べてみると、本当にお米っぽく、穀類なので麦ごはんを食べているような感じで、違和感は全くありません。ごま塩を振りかけてみましたが、ごま塩ごはんのように食べられました。しかも、もちもちしていてお腹に溜まるので、満足感も得られます。今までの代用米のなかでは最もお米に近いものだと感じました。

 

著者のこれぞうさんは白米をこの米化されたオートミールと置き換えたところ、2年かけて40キロものダイエットに成功されたのだとか。彼が提唱するダイエットは、1日の食事のうち2食の主食をオートミールに置き換えるというもの。実際1日試してみましたが、たいていのダイエットで湧き上がる「お米食べたい!」という渇望は、全く起きませんでした。

 

オートミールは栄養たっぷり

なぜ、お米をオートミールに置き換えるだけで痩せられるのでしょう。本では1食分のカロリーと糖質の比較がされていました。白米1膳の場合252カロリーですが、米化したオートミールでは114カロリーなので、2食をオートミールにすると1日276カロリー減に。さらに糖質も54.8グラムから17.9グラムと、1日で73.8グラムも減る計算です。

 

それだけでなく、オートミールは全粒穀物なので、栄養素を豊富に含んでいるのだとか。白米どころか玄米と比べても食物繊維やカルシウムやたんぱく質や鉄分を多く摂取することができるそうです。何より、炊き上がりに時間がかかるお米に比べて、レンジで1分であっさりできあがってしまう驚異的な調理時間の短さも魅力的といえるでしょう。

 

本では米化したオートミールのレシピが70以上も載っています。オートミールをおにぎりやピザのようにアレンジする方法も楽しそうですが、まずは人気があるというカップチャーハンを作ってみました。米化オートミールにネギと卵と調味料を入れてレンジでチンしてみたら、かなりホクホクのおいしいものが出来上がりました。手軽に作ることができるので、負担感も少ないし、長く続けられそうです。

 

 

【書籍紹介】

オートミール米化ダイエットレシピ

著者:これぞう
発行:学研プラス

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